レチョン
セブ島を含め、フィリピン全土で食べられている伝統的な料理の一つにレチョンがあります。
レチョンとは豚や鶏の丸焼きのことで、内臓を取り除き香草を詰め頭から尻尾まで串指しし炭火でじっくり丸焼きにしていきます。
とりわけレチョン・バボイと呼ばれる小豚の丸焼きは完成までには2〜3時間炭火で焼く必要があり長い時間がかかることから、主に不特定多数が集まる大きなパーティー料理で振舞われることが多いです。豚の頭をレチョンにしたものはフィリピン人にとってその中でも一番のごちそうです。レチョン・マノックと呼ばれる鶏の丸焼きは主に小規模のパーティやお酒のツマミとして食べることが多いです。大都市ですと専門店も多数立ち並んでおり、安価で提供されています。
レチョン・バボイは皮は北京ダックのようにパリパリ、お肉はしっとりジューシーな食感をしています。お味はいずれも美味です。現地のネイティブからはセブ島で取り扱われているレチョンが美味であると高い評判を得ています。