バコロド市
セブ島の左隣りに面する大きな島ネグロス島、その西海岸沿いにある大きな都市がバコロド市です。人口は42万人で、セブ島からですとフェリーで約7時間、空の便では約30分ほどで着きます。
街としての開発が始まったのは1770年のことで、微笑みの街の異名の通り、ローカルの人々も親しみやすく、さらに親しみやすい街の雰囲気も醸しだされています。バコロド市内では一年に一度、10月19日の市制記念日に大きなお祭りが開催されます。それがマスカラ・フェスティバルというものです。
このお祭りは名産品でもある砂糖の価格が大幅に下落し、バコロドのみならずネグロス島に暮らす人々に貧困が押し寄せたことから笑顔を取り戻すべく始まった祭です。第一回は1890年に開催され、美人を選ぶコンテストやコンサート、ダンスパレードが催されます。
海に面していながらも目立ったホワイトサンドビーチはありませんから、リゾート地というよりは島の経済の中心地として発展しているのがバコロド市といえます。