プラザーインデペンデンシャ
セブ・シティーの下町、ダウンタウンにある広い公園がプラザーインデペンデンシャと呼ばれる公園です。サンペドロ要塞の隣に面しており、園内は樹々の緑が非常に綺麗に整備されています。この公園はサンペドロ要塞とともに歴史的に非常に重要な史跡となっています。
理由は、スペイン統治時代からこの公園が存在していた点にあります。当時はプラザデアルマスという名前が付けられており、アメリカの植民地時代まで兵士が集結する場所となっていました。サンペドロ要塞の役割はイスラムの国々からセブを守る事でしたので、有事の際にはこの公園も頻繁に使われたのでしょう。
アメリカの植民地だった時代が終わり、プラザーインデペンデンシャに改名されて現在に至っています。プラザーインデペンデンシャは取り壊しの危機にあったことがあります。それは、公園の敷地がバイパスのルートと重なった点です。結局トンネルを地下に通すことにより問題を解決、価値がある史跡として保存に成功しました。このトンネル工事には日本のODAが深く関わっています。