フィリピン最大のリゾート地であるセブ島。日本からは直行便で約4時間ほどのフライトで、近場で行きやすい場所の一つです。
一年を通して常夏のため気温差もほとんどなく快適なダイビングを楽しめます。
世界有数のダイビングスポットであるフィリピンですが、その中でもセブ島はリゾート地として、世界中から多くの観光客が集まります。
リゾートホテルありナイトスポットあり、アフターダイビングまで充実したセブはダイバーにお勧めの場所です。
今回その魅力を探るべくセブ島ダイビングのおすすめポイントを紹介したいと思います。
目次
1 セブ島ダイビングの魅力とは?
1年中潜れる快適な気候!
日本では四季があり、北は北海道から南は沖縄まで水温は大きく異なります。
また季節によって、夏は水温25度~冬は水温15度と幅は広く大きく異なります。
この水温差はダイビングをする上で自らを保護するスーツ一つをとっても変わってきます。
日本では夏はウェットスーツ、冬はドライスーツと水温によって適したものを着なければなりません。
また冬になると寒くて潜らないという冬眠ダイバーも多いのではないかと思います。
しかし夏の気候のセブ島では1年通してウェットスーツで快適に潜ることができます。
12月~3月は乾季のため最も水温が低い時期ではありますが、それでも26度前後と日本の夏と大差がありません。
また雨期でも一日中雨が降り続けることは少なく、降ってもスコール程度のため旅行の時期をを気にする必要がありません。
殿様・お姫様ダイビング!
セブ島ダイビングの特徴でもある殿様・お姫様ダイビング。ダイバーなら一度は聞いたことがあるかもしれません。 こちらは通常日本や多くのリゾートでは器材のセッティングやエントリーなどは自分でするのが当たり前です。海外旅行でダイビングを懸念する人の多くは久しぶりでセッティングを忘れてしまったり、不安定な船上で移動が不安だったり、 ストレスを感じる人も多いのではないでしょうか。
しかしセブ島では多くの場合ダイビングガイド以外に船にスタッフが数名おり、船上での重たい作業はすべてお任せ。 ポイントにつくまでの間に器材セッティングをし、到着後は装着からエントリーまでサポートをしてくれます。またエキジット時にも水面で器材を外してくれるので、身軽なまま船に上がることができます。初心者の方にも安心なサポート体制抜群のセブ島ダイビングです。
ポイントまで楽々のボートダイビング!
初心者のポイントだと比較的水深が浅いビーチダイビングになるため、迫力に欠けるということもしばしばあります。
セブ島でのダイビングはボートダイビングが基本となりますが、流れも少なく穏やかなポイントも多いため、体験ダイビングの方から初心者ダイバーまで安心して潜ることができます。
また皆さんが想像されるような船とは違い、バンカーボートが主流のため横揺れに強く、船酔いが比較的しにくい造りとなっています。
そしてビーチダイビングの場合はエントリーの際重い器材を背負って歩く必要がありますが、ボートからの場合は背負ってそのままジャイアントエントリー。
セブ島周辺の数々の離島へのポイントへも行くことができるので、より楽しみが増えますね。
体験ダイビングやライセンス取得にもおすすめ!
セブ島は先述したように1年を通して気候に左右されることが少なく、また南国のトロピカルな海が広がっています。
初めて海外で潜るという方や、ライセンスを取得したい方にはぜひおすすめしたい場所です。
多くの場合はダイビングショップまでの送迎が含まれているため、水着や濡れても良い恰好を用意するだけであとはすべてお任せ。
ライセンス取得の場合は座学勉強も必要となりますが、事前に日本でのオンライン学習を選べたり、現地に行ってから時間を確保している場合もあります。
またショップによっては取得にかかる最短日数が異なりますので確認が必要です。
そしてダイバーにとって重要視するのがアフターダイブと呼ばれるダイビング後の楽しみ方ですが、セブ島の場合は物価が安く費用が抑えられるのも魅力的です。
セブシティのナイトスポットに繰り出し、カジノやバーで楽しむことができますが、翌日も潜る場合は体調管理に気を付けましょう。
その他離島巡りのアイランドホッピングとの組み合わせや、バナナボート、パラセーリングなどのアクティビティとセットにできるところもあるので、1日丸々楽しむことができます。
2 人気ポイント紹介
1 マクタン島周辺
マクタン島のリゾートホテルエリアから一番近場のポイントで、流れが穏やかな場所が多いので、体験ダイビングにもおすすめ。
特にシャングリラマクタンホテル周辺は海洋保護区となっており、トロピカルな海の世界をお楽しみいただくことができます。
人気の隠れクマノミやウミウシなどマクロ派、フォト派にはうれしいポイントです。
またホテル内のダイビングショップも多く、滞在面でも便利な場所の一つです。
2 オスロブ(ジンベイザメウォッチング)
セブ中心部より車で約3時間の島南部に位置するオスロブ。こちらではセブ島観光でも有名なジンベイザメを見ることができます。
ダイビングだけではなく、ノンダイバーの方はシュノーケリングでジンベイザメの近くまで見ることができます。
早朝出発で移動時間が長いツアーにはなりますが、出会えた時の感動はひとしおです。
日本やその他海外でもなかなか見ることのできないレアな体験ができるのもセブ島旅行の醍醐味です。
3 ボホール島
セブ島から高速船で約1時間半のボホール島はメガネザルやチョコレートヒルズなど人気の観光スポットがある島です。
日帰り観光で訪れる方も多いのですが、おススメはダイビングも観光も楽しめる宿泊滞在です。
特にダイビングは生物が豊富で、バリカサグ島への遠征は入島制限があるくらい人気のダイバー憧れのポイントです。
透明度も良くダイナミックな地形と、ギンガメアジの群れなど迫力満点な海が人気の秘密です。
セブ島よりもローカルの雰囲気を味わうことができますが、アロナビーチ近辺は多くのレストランやバー、マッサージ店もあり
アフターダイブもばっちりの島で滞在してみるのはいかがでしょうか?
まとめ
ライセンスの取得から初心者、ベテランまで楽しめるフィリピンの海はどのダイバーも楽しませてくれます。
今回は初めての人が訪れやすいセブ島でリゾートも海も両方楽しめるポイントをいくつかご紹介しました。
セブ島近郊スポットだけでも紹介しきれない場所がたくさんあるので、リピーターも多く何度でも楽しめる場所です。
スタッフからのサポートも手厚く、気候も海況もストレスフリーなダイビングは癒しにもピッタリです。
セブ島を訪れた際にはトロピカルな生物と迫力ある海でのダイビングをぜひ楽しんでみてください!