世界一周の冒険家マゼランがセブ島1521年に持ち込んだと言われているサントニーニョ像は、現在その名が取られたサントニーニョ教会に安置されています。ある村が燃えた際、この像だけが残っていたという逸話も残っており、不思議な力で島を守っていると言われています。現在は教会の中で大切に管理されており、毎日現地の人々が列を成して祈りを捧げています。
セブ市内から3時間ほど離れたこの滝は、知る人ぞ知る秘境として、多くの人が今も訪れています。3本の滝はそれぞれに特徴があり、雄大な景色と降り注ぐ霧が体全体を包み込みます。南国ならでは、滝に打たれても、滝壺で泳いでも寒く感じることはありません。自然が織りなす癒しの空間です。
マゼランが持ち込んだことからその名がついたこの十字架は、今も多くの信仰を集めています。マゼランクロスに触れて自分の体の悪いところに触れると、それが治るなどと考えられていたため、多くの人が触れた結果、十字架が削れ、だんだんと小さくなってしまったことから、今は外側が覆われています。安置されている五角形の小屋、内側の天井にはマゼランがセブに到着した歴史の絵が描かれています。その前に立つだけで力を感じます。