気候を知ることはフィリピン滞在中の旅程を上手く立てるために、とても大切です。
今回は、フィリピンの気候を
1.気温と服装
2.乾季と雨季
3.台風
に分けてご紹介します。
1.気温と服装
皆さんご存知の通り、フィリピンは南国!
年間の平均気温は26~27度と、日本の初夏がずっと続いているような感じです。
日焼けが気になる女性の方は日焼け止め、男性もサングラス・帽子などを
ご持参されることをおすすめします。
服装も半そでやタンクトップと短パンが基本となっています。
ただ、バス内やショッピングモール内などは冷房の温度設定が
低すぎることが多々あるので、一枚羽織られる長袖をもっていると
重宝します。
特にバスはエアコンのスイッチがオンとオフしかないようで、
凍えるほど寒いということがありますので、ご注意ください。
2.乾季と雨季
南国フィリピンでは、日本のように春夏秋冬、四季がありません。
季節は2つのみ、乾季と雨季です。
マニラでは大体6月初旬から雨がよく降るようになり、10月中旬まで雨季が続きます。
それ以外の11月~5月は乾季ですが、その中でも日本の春にあたる4・5月は気温が上がるので「サマー(=夏)」と呼ばれています。
乾季、特に1月~5月には1ヶ月一度も雨が降らなかったというようなこともあります。
雨季といっても、日本の梅雨(6月)のように小雨が降り続くわけではなく、
午前・午後の1回ずつ1~2時間ざっと降るイメージです。
ざっと降ってすぐにやむ雨はこちらではスコールと呼ばれています。
厄介なのが、スコールが30分ほど降るとメトロマニラ内のいくつかのエリア
(特に川が近くにある場所)はすぐ洪水になってしまいます。
これは、日本のように下水道システムが整っておらず、マンホールなどもなく、
水はけが良くないためだと思われます。
雨季でも1日で雨が降っていない時間の方が長いので、マニラ旅行はできますが、
雨季の場合は川が近くにないホテルを選ぶのが賢いです!
また、雨季は道がすぐ洪水になってしまうので、運動靴だけではなく、
是非ビーチサンダルなどの濡れてもいい履物をご持参ください。
万が一忘れてしまった場合も、100~200ペソ(約220円~440円)で
マニラで購入できます。
また、雨季には折りたたみ傘も必須です!
マニラで購入する場合は300ペソ(約660円)程度です。
3.台風シーズン
日本と同じく島国で海に面しているフィリピンには台風が毎年、襲来します。
1年間にフィリピンを通過する台風は20以上とも言われており、
毎年大きな被害を出しています。
フィリピンでの台風は、8月~10月にかけて多いですが、
近年は11月~12月にも台風が来るようになり、台風シーズンが
長引いていると報告されています。
雨季と同じく、台風シーズンも洪水になることが多いので、
傘とサンダルを是非ご持参・ご購入ください。
いかがでしたでしょうか?
フィリピン旅行時の気温や天気を事前に知り、
是非必要なものをバッグへ入れ、対策してより快適な旅行をお送りください。