今回で、タガイタイに来るのは2回目。
実は、前回は何も事前に調べていなくて、
結局タガイタイバスターミナルに到着後、
話しかけてきたトライシクル運転手の言うがまま
タール湖に行き、すごく楽しく良い経験にはなったのですが、
他の場所には行かずそのままマニラに帰ったのでした。
今回は、リベンジ戦で事前にトリップアドバイザー(Trip Advisor)
という世界中の旅行者が観光スポット・レストランなどに評価を
残してランキング化するトラベルサイトでタガイタイの魅力的な場所を調べました!*
タガイタイですべきコト、TOP10の中で唯一「Certificate of Exellence」
というトリップアドバイザーが良い評価ばかりを得ている観光スポットや
レストランに与える賞を受けていたのが、マナワグ教会の聖母
(Our Lady of Manaoag at Tierra de Maria)でした。
これは行くしかない!*
マナワグ教会の聖母はピクニックグローブやオルリナ美術館が
位置するタガイタイ・カランバロード(Tagaytay-Calamba Road)
をドライブしていると突如現れました!
大きなマリア様。
このマリア像は全長なんと15m以上もあります。
ゲートは毎日朝8時から午後6時まで開いているようです。
早速中に入ってみると、なるほど。
中にお祈りを捧げられる小さな教会がありました。
インナー・ピース・ヒーリング・センター
(Inner Peace Healing Center)
名前と中の作りからいうと、
教会というよりは、心の内の平安を得る神聖な場所。
というようなイメージでしょうか。
多くのフィリピン人・外国人が列をなし、イエスキリスト像に
お祈りを捧げていました。
右の部屋に進むと、願いを書いて募金をする
「Wish and donation box」というものもありました。
ちなみにフィリピン人は90%がキリスト教徒
全体の80%がカトリック教会(Roman Cathoric)
に属すると言われています。
カトリック教会以外のキリスト教は主にプロテスタント教会で
*ボーン・アゲイン(Born Again)
ー輪廻転生(生まれ変わり)を信じることで知られる
*イグレシア(Iglesia ni Cristo)
ー教会に十字架がない、建築物として美しい教会で知られる
*エホバの証人(Jehovah's Witnesses)
ー家を訪問し、布教活動をすることで知られる
*ダティン・ダアン(Dating Daan)
ー女性は髪を切るのが禁止、一番聖書の勉強時間が長いことで知られる
など同じキリスト教でも様々な宗教グループがあり、
それぞれが熱心に活動をしています。
ちなみに、
プロテスタント教会はマリア様の存在には重きを置かず、
イエス・キリストと神様を重んずることが多く、
この大きなマリア像があるマナワグ教会もカトリック教会です。
インナー・ピース・ヒーリング・センターを出て、
マリア像をもっと近くで見ようと階段に登ろうとすると、
青いキャンドルが並んでいました。
これは、バクララン教会にあったキャンドルと同じく、
キャンドルを灯す行為は、イエス・キリストへの崇敬、
信心をあらわすと信じられているためだそうです。
階段を上っていくと、その先にもっと間近でマリア像が
見られる場所に辿り着きました。
私はキリスト教徒ではないですが、ゲートの近くに
何やら気になるお店がありました。
ママ・マリーズ・レリジョス・ストア。
マンダラのヒーリングエネルギーが入ったカードや
ヒーリングオイルなど、最近日本でも流行ってきている
オラクルカードやアロマオイルに近いようなモノが
販売されていました。
カトリック教会のキリスト教徒の方以外も観光として
訪れてみると興味深い場所だと思います。*