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フィリピンじゅうが十字架だらけな日、Ash Wednesday(灰の水曜日)。

今日は、新しい月の始まり!

爽快な気分で街中を歩いていると、

何だかいつもと雰囲気が違い、不気味な感覚に襲われました。

 

何でかな?とよーく周りを見渡すと、

通りすがる人みんな、おでこに黒い十字架が!!

 

 

AshWednesday.jpg

 

え?呪われたの、みんな?一体何が起きてるの?

 

毎日のように会う仲良しの友達も今日はおでこに

十字架を書いて現れました。

 

恐る恐る「おでこ、どうしたの?」と聞いてみると、

「Ash Wednesday知らないの?大事なレントの始まりだよ?」

とビックリした顔で言われました。

 

その十字架つきのビックリ顔にこっちがビックリだわ。ほんと。

 

Ash Wednesday(アッシュ・ウェンズデイ=灰の水曜日)とは

カトリックで四旬節(=レント)の始まりといわれるとても

大切な日とのこと。

 

カトリック教徒は皆教会へ行って、懺悔をし、

灰でおでこに十字架を書いてもらうそうです。

 

牧師さんにとっても、灰をおでこに塗りつけるのは

そう感嘆じゃないらしく、人によって様々な十字架になっています。

 

おでこに十字架を書いた人は、聖週間ホリーウィーク

(今年は4月13日~16日)が終わるまで、豚肉禁止だとか?

 

キリスト教・ユダヤ教・イスラム教の起源は同じ書物と

聞いたことがありますが、豚肉禁止というとどうしても

イスラム教に関係しているように思えてしまいますね。

 

それにしても、こう見るとやっぱりキリスト教カトリック派は

フィリピン人(マニラにいる人)の大半を占めるんだなぁと

再実感しました。

政治の中、日々の生活の中、

人々の考えの中に宗教が入り込んでいて、おもしろいですね!

著者プロフィール

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ペンネーム: レッチェフラン
学生時代に20カ国を旅した後、何度も帰ってくるようになった一番好きな国フィリピンに7回目の渡航でついに移住。バギオ⇒セブ⇒マニラと2度引越しをし、マニラ在住。初対面の人に100%タガログ語で話しかけられるフィリピン人容姿・振舞いを習得済。明るいフィリピン人に囲まれて、ハプニングだらけな刺激ある毎日を楽しく生きています。趣味はズンバ(ダンス)と読書。

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