2013年も11月後半に入ってきました。そして12月といえばクリスマスですよね!
既にレストランや学校などの施設ではクリスマスツリーを飾ったり、デコレーションにしている所を多く見かけると思います。特にモールでは店員さんがサンタの帽子をかぶったり、大きなクリスマスツリーを飾ったりして、ライブやセールなどのイベントも多く行われています。
セブシティのSMモール、ノースウィングで行われるクリスマスビレッジ(Christmas Villege)もこの時期に絶対見ておきたいイベントの一つで、可愛らしい家やおもちゃが集められているミニチュアの村なのです。
どんな感じなのか、チェックしてみましょう!
セブ島を含むフィリピンは常夏の国なので、雪などはない寒くないクリスマスを過ごしています。日本人からすればイメージが湧かないと思うかもしれませんが、カトリックが強く信仰されていることもあり、クリスマスは一年の中でも重要なイベントでもあります。
フィリピン人の多くは家族や親戚が集まってクリスマスを過ごす事が多く、パーティーでプレゼントを交換したりして楽しみます。
クリスマスと言えば、雪が降る寒い冬をイメージする事がほとんどですが、フィリピンはそうにも行きません。でも、SMモールでは家やおもちゃなどを使って大きな街を作ったクリスマスビレッジを見ることが出来る事をご存知だったでしょうか?
SMモールのノースウィング1階にはこの様なミニチュアで出来た街を見つけることが出来ます。
エリアによって遊園地があったり、船があったり、本当の街のように作られているので、見応えがあります。
皆が持つクリスマスのイメージに合わせて、雪景色の街並みとなっています。
中には機関車が走っているエリアや船ががある湖や湾のエリアもあります。
ライトアップがされてあって結構本格的です。そのため子供から大人まで楽しむ事が出来るようになっています。
ずっとヨーロッパの街並みだと思っていたのですが、移動して別のエリアを見てみるとフィリピンのテーマに合わせたものもありました。バンカーボートや竹で出来た家のバーハイ・クーボもあります。
なかなかリアルになっているのも良いですよね。
毎年11月からSMモールのノースウィングで行われているイベントなのですが、元々はこの様なクリスマスのミニチュアを集めるのが好きだった夫婦が多くの人達に見せたいと思い始めたプロジェクトだったそうです。
でも集めている内にコレクションが多くなってしまってて困っていた所にタイミング良くその夫婦はマルコポーロプラザホテルのマネージャーが同じ趣味を持っていたのです。
そして同ホテルにしばらく展示していたのですが、さらに広いSMモールへ2009年から展示するようになりました。
ミニチュア建物の横には名前や番号が振ってありますが、これは家を購入した会社や人達のものという事になっています。「300」などの番号がある場合は5000(約12,000円)ペソから10,000ペソ(約22,000円)を支払うことで、イベント期間中はその家の所有者になることが出来ます。
支払ったお金は小児がんをもつ子どもたちへと寄付されるので、このイベントはチャリティーイベントでもあるのです。
ミニチュアの家を購入したら持ち帰る事は出来ませんが、クリスマスビレッジで名前を載せられるし、同時にボランティアが出来るというので、良いと思いませんか?
クリスマスビレッジのすぐ横には天井まで届いているクリスマスツリーも飾られています。
寄付は出来なくても、広大なクリスマスビレッジを楽しめることは間違いなしだと思うので、まだ行ったことが無い方はチェックしてみると良いですよ!
(MIKIO)