日本から約3,000キロ離れたフィリピンには、最も英語を話せる東南アジアの国の1つらしく、多くの異文化が入ってきています。セブやマクタンにも、イタリア料理、韓国料理、中国料理、フランス料理はもとより、翻訳してない英語の映画や、ハーフやクウォーターの方も多くいらっしゃいます。そんな中で、日本の文化も随所に見ることができます。今回はセブにある日本を探してみました。
まずは何と言っても多く見られる「食」です。
寿司はもちろんのこと、居酒屋、定食屋、日本風のラーメン屋など、食文化に関しては充実しているのではないかと思います。
特に居酒屋に関しては、有名な銘柄であれば日本酒も飲むことができます。赤ちょうちんを目印にした居酒屋もありますので、タクシーの車窓から探してみてはいかがでしょうか。
日本らしい「場所」もあります。
こちらはプランテーションベイという、マクタン島にあるリゾートホテルの中にある「モガンボスパ」の様子です。
圧巻のクオリティーで日本庭園を表現していますね。風が吹くと木々がそよぎ、初夏の日本いるかのような錯覚を起こします。このスパの外に出ると完全に日本とは別世界になるので、それもまた面白いなと思います。
日本の「車」もたくさんあります。
特に中古車やエンジン、給水ポンプなどのメカニックなものが筆者は多いように感じます。
このバスはセブ港周辺を走っている送迎バスですが、行き先が岡山県の「児島」になっていますね。運賃は10ペソ(約23円)前後と思われます。この値段で日本まで本当に行ってくれればいいのですが・・・・!!
これ以外にも大型トラックには運送会社の名前がそのまま書かれていたり、ジプニーも日本の中古車(軽トラック)を改造して使っている場合があり、バックする際に「バックします」と日本語の音声が流れることがあります。ただ、なぜか進行中でも「バックします」と言い続けるジプニーがごく稀に走っていることがあります。とても面白いですね。
これは以前筆者の記事でも紹介しましたが「雑貨」の1つミシンです。マクタン島には日本のものだけを扱うリサイクルショップがあり、塗りのお椀なども購入することができます。
ほとんどのものが日本よりも安く購入できる一方で、新品のトヨタの車などは日本と同様に非常に高価な値段で取引されています。
皆さんもセブにいらっしゃった際には、「小さな日本」を発見してみてくださいね!
(タク)