フィリピンでは日本のとんかつが2013年前半頃からブームになっていて、マニラを中心にトンカツ屋さんが多く出てきています。
トンカツがフィリピンで人気になった理由は美味しいカツとご飯、味噌汁、そしてキャベツが食べ放題という日本には無い様な方法で提供しているからです。さぼてんや銀座梅林などといった日本のとんかつ屋もあれば、フィリピンのみで展開しているレストランもあります。
そんなセブ島でもとんかつ専門店である、とんかつ寺澤(Tonkatsu by Terasawa)がアヤラモールに登場しました!
甘いソースを掛けてシャキシャキのキャベツと一緒に食べるのはとても美味しいですよね。フィリピンでは既に前から日本料理店などでトンカツをオーダーする事が出来ましたが、日本にあるようなトンカツ専門店はありませんでした。
でも、2013年頃にとんかつYabuが登場したことで高級トンカツがジワジワと話題になり、日本にもあるさぼてんや銀座梅林などの専門店が登場しました。なぜトンカツがフィリピンでブームになったのかというと、ご飯、キャベツと、味噌汁食べ放題という日本には無い様なシステムを取り入れたから。
お腹いっぱい食べたいフィリピン人には嬉しい提供方法なので、マニラではトンカツブームに火が付きました。とんかつ寺澤(Tonkatsu by Terasawa)もその一つです。
とんかつ寺澤は日本の名古屋などでトンカツなどの洋食を提供していたマ・メゾンというレストランと関連していて、フィリピンでTGIフライデーズ、和民などのレストランを展開しているビストログループ(Bistro Group)が運営しています。
マニラではグリーンベルトなどでこのとんかつ寺澤を見つける事が出来ますが、セブ島のアヤラモールにも新しく登場したので、今回チェックしてきました!
とんかつ寺澤はアヤラモール1階のテラスエリアにあります。隣には関連レストランでイタリア料理を提供しているItalliani(イタリアーニ)もあります。
内装はこのような感じに白、黒、赤が強調されていて、色んな所にに日本語が書いてありました。上にはとんかつと書かれていたちょうちんもぶら下がっています。
メニューを見てみるとトンカツ専門店という事もあり、標準のトンカツメニューからカツ丼やカツカレーがありました。エビフライやカキフライなどといった他のフライもののメニューも見つけることが出来ます。
調味料には甘いトンカツソースとキャベツに書けるドレッシングが置いてあります。ドレッシングは天然塩とごまの2種類。
実際にトンカツをオーダーしてみました。こちらはロースカツ定食で価格は415ペソ(約860円)。
そして、ネギ味噌カツ定食。価格は465ペソ(約960円)。
カツの味は日本のトンカツ店で食べられるものと同じ感じの肉を使っていてとても美味しかったです。
テーブルに置いてあるトンカツソースをかけて食べるのも良いですが、塩やからしも一緒に付いてきているので、色々な味付けを楽しむ事が出来るというのはとても良いこと。
味噌カツは本店が名古屋から来ているという事もあり、ちゃんと赤味噌が使われていました。カツの半分に味噌がかけられているので、なにもかけられていない部分にソースや塩などをつけて食べると2倍楽しめます。
このお店でも他のトンカツ店と同じ様にご飯、キャベツ、味噌汁が食べ放題になっているので、おかわりしたい場合は店員さんに頼めば追加してくれます。
味噌汁も赤味噌が使われていて、中には大根やニンジンなどの野菜が入っていました。キャベツの他にも漬物があるので、野菜も一緒に取れて結構ヘルシーだと感じるかもしれません。
味はもちろんの事、サービスにも満足できたのでオーバーオールで良いですが、値段は日本のトンカツ専門店と同じような感じなので、高く感じるかも。でもご飯、キャベツ、味噌汁が食べ放題だという事を考えると値段としては妥当なのかもしれません。
セブ島に登場したばかりでディナータイムに来ると混み合うかもしれませんが、午後2-4時辺りに来れば人も少ないので、美味しいトンカツを楽しみたい方はチェックして見てはいかがですか?
(MIKIO)
Photos: ひろ