必要な時に必要な物を簡単に購入できるコンビニはとても便利なものですよね!
日本では200m毎にコンビニがある程とても便利なお店になっていますが、フィリピンでも日本にあるセブンイレブン、ミニストップ、ファミリマートなどが展開していてフィリピンの現地の人達に合わせた商品やサービスを提供しています。
セブ島でも2012年にセブンイレブンがマニラから進出し、コンビニが欠かせないものになったり、マニラでも同年にファミリマートが登場しました。
そして現地ニュース紙のABS-CBNによるとローソン(LAWSON)も近く、フィリピンに展開予定だという事です!
以前エキサイトセブでもセブ島のセブンイレブンの様子やミニストップで販売している商品、マニラのファミリマートの様子を紹介してきましたが、今回も新しくローソンがフィリピンに展開するというニュースがABS-CBNで報道されました。
以下はABS-CBNの記事を翻訳したものです。
日本のコンビニエンスストア、ローソンは東南アジアでの急速な経済の成長と小売業界の必要さに目を付けてフィリピン展開を考えています。
ローソンはフィリピンの現地企業と長期契約のパートナーシップを組む事で2000店舗を国内で展開する予定。ターゲットは今フィリピン国内で一番急成長をしている中流層。
「フィリピンは消費の強い国です。小売業界に参入するのにとても楽しみにしています。」
「現地企業とどの様にビジネスをマネジメントしていくか見ていく必要がありますが、私たちは数年のうちにフィリピン国内で1,000から2,000店舗の展開を考えています。」と東アジア・サミット2014に参加していたローソンの取締役、新浪 剛史氏はにSUN紙に話してくれました。
ローソンの東南アジア展開に関してはフィリピンが3番目。インドネシアでは61店舗、タイでは29店舗のローソン、ローソンストア 100、ナチュラルローソンを展開しています。
「今年中にフィリピン展開をスタートさせるつもりです」と5-10年内に急展開させるプログラムを付け足しながら新浪氏は語ります。
ローソンは日本のみで11,716店舗、中国では389店舗、そして北米であるアメリカにも4店舗進出しており、海外展開に力を入れているローソン。
新浪氏はフィリピンが海外展開で重要な拠点地になる事も話しており、フィリピンでは現地のユーザーなどをよく調査し、現地に合う様なフィリピンテイストのローソンを現地企業と提供しようと考えているそうです。
ただ、フィリピンの所得格差による社会不安を無くす必要があるとも語っていました。
「フィリピンは中流層をさらに増やしていく必要があると思います。でもそれもそう遠くない未来にはそうなるかもしれません。私たちはそんな中流層にローソンを利用してもらいたいと思っています。」ローソンの取締役、新浪氏は語ります。
ローソンがフィリピンに参入する事で国内で展開している他のコンビニエンスストアとの競争が激化すると予想されています。
2012年ではアヤラランド(Ayala Land Inc.)は日本のファミリマートと契約を行い、フィリピン展開が開始しました。5年の内に700店舗オープンさせる予定にしているそうです。
そして、海外でも有名なセブンイレブンもフィリピンでは現在1,049店舗営業していますが、3年の内に2,000店舗にする予定。
そおしてロビンソン・リテールホルディングス(Robinsons Retail Holdings)が提供しているミニストップでは2014年末までにはフィリピンの他の地域にも展開させる予定だそうです。
日本のコンビニが海外展開してフィリピンにも上陸するというのはとても嬉しい事です。さらにコンビニがフィリピン人にとって身近になれると良いですよね!
(MIKIO)
Source: ABS-CBN – Japanese convenience store giant eyes PH
Photos: ABS-CBN, Tai-Hua Lu,SimonQ錫濛譙,jasonpoon