沢山の日本食料理店があるセブ島・マクタン島ですが、チェーン店などはまだまだ進出していません。吉野家などの牛丼や、ファミレス関連もなく、ちょっとした時に食べる食事がマクドナルドかローカルフードになることが多いように思います。そんな中で今回、マクタン島のマクタンニュータウンにミスタードーナツが店舗を構えているのを発見!実際に買って食べるところまでやってみました。
今回見つけたミスタードーナツはマクタンニュータウンに入り、マクドナルドを過ぎてコールセンターのあるビルにあります。
1階のエントランスに店舗を構えるミスタードーナツ。
日本語で書かれた看板の書体に懐かしさを感じてしまいますが、ご存じの方も多いとは思いますがミスタードーナツは日本の企業ではありません。通称「ミスド」などと略され日本でも親しみを持たれているこのファーストフード店は、1955年にアメリカのボストンで生まれました。
ダンキンドーナツも実はグループの会社で、北米ではダンキンドーナツ、南米ではミスタードーナツとして運営されていましたが、現在アメリカ国内でミスタードーナツの名前で運営されている店舗は、イリノイ州の1店舗のみだそうです。
現在は日本を主戦場にビジネスを展開している「ミスド」。現在は他に、台湾、韓国、フィリピン、エルサルバドル、タイで運営されています。
日本でもお馴染みのメニューが並ぶミスタードーナツマクタンニュータウン店。
いくつかの商品を見てみましょう!
ポン・デ・リングは日本で今一番有名なメニューかもしれませんね。
日本の店舗で現在店開催れている商品については詳しくわかりませんが、
チョコレートやはちみつのようなソースをかけたタイプ、砂糖がけ、プレーンの計4種類が販売されていました。
今回はチョコレート、砂糖がけ、プレーンをチョイス。
筆者は日本では見たことのないような、鮮やかな色のドーナツも売られています。
フィリピンの人たちはこういった蛍光色や派手な色が大好きなので、視覚に訴えかける面ではとてもいいと思います。
今回は味に不安があったので、筆者は購入しませんでした。
そして今回、マクタンニュータウン店ではプロモーションが行われていました!
内容は「ドーナツ8個100ペソ(約230円)」!!
日本では考えられない価格で販売されています。
筆者の日本の地元にもミスタードーナツがあり、夜間に割引販売をしていましたが、8個で1000円などだったと記憶しています。
日本では1つ100円前後で販売されていたことを考えても、このプロモは格安です。
今回のプロモでは店員さんがおすすめの8個を選んでくれました!
日本のドーナツよりもひと回り小さめなものの、味は全く同じです。
クリームが入っていたり、チョコレートが練り込んであるドーナツは、
どれも美味しいですね!
日本で見かける、白いココナッツパウダーがかかったタイプのドーナツは今回見つけられませんでしたが、ビサヤ語で「Buko」と呼ばれるヤシの実がたくさん取れるセブ島では、このタイプのドーナツも作られているかもしれないな、と思いました。
ポン・デ・リングももちもちした生地は健在です!
こちらもひと回り小さいものの、
十分な大きさで2つ食べればおやつになるぐらいの量です。
日本のミスタードーナツに慣れていると「ポン・デ・リング」の発音は日本語のカタカナの音ですが、セブのポン・デ・リングの発音は英語なので、滑らかに「Pon de Ring」と言われます。
こんな日本人にしてみると少し笑ってしまうような場面にも出会えるマクタンニュータウンのミスタードーナツに、小腹がすいたら行ってみてくださいね!
(タク)