マクタン島のシャングリラホテルの隣に位置する「ムーベンピックホテル」ですが、シャングリラに負けずとも劣らない高レベルな施設とサービスを提供しています。このホテルの宿泊者のほとんどは、半島のようにホテル敷地から突き出したバー&レストラン「IBIZA」をディナータイムに利用しています。しかしムーベンピックにはもうひとつ、ヨーロッパの街中にあるようなルーフを有する「The Forum」というレストランがあるのです。今回はあえてこちらでディナーを取ってみました。
ムーベンピックホテルは旧ヒルトンホテルとしても知られ、インターナショナルホテルとしてこれまで多くの外国人のゲストを迎え入れてきています。ヒルトンホテルから経営が移行した際には大規模なリノベーションが行われ、白を基調とした清潔感・統一感のある施設にて快適な滞在が可能です。
他のホテルにない特徴としては、清潔感から来る格式の高さです。
洗練された施設内に身をおいていると、何でもない時間ですら高級に感じるものですね。実際ムーベンピックはマクタン島の中でも高級ホテルです。ただそれ以上に満足感を得られるのではないでしょうか。
今回は施設内レストラン「IBIZA」ではなく、もう一つのレストラン「The Forum」にてディナーを取ってみました。
「IBIZA」は毎日20:45から日替わりのショーが開催されていること、またブラジルの人気料理「シュラスコ」が提供されていることもあって滞在中のゲストのみならず外部からもお客さんが訪れるほどの人気なのですが、逆にその喧騒に身を置きたくない人がいるもの事実です。
静かにゆっくりとディナーを取りたい!そんな要望に答えられるのが、今回ご紹介する「The Forum」です。このレストランはプールの右上に位置しており、青色にライトアップされた幻想的なプールを眺めながらディナーやお酒を楽しむことができます。
今回はライターのイッセイと一緒にこのレストランを体験してみました。
メニューを見てみるとインターナショナルホテルらしい、各国のメニューが用意されています。日本のものもあるようですね。実は他にも沢山の国の料理が用意されていますので、実際に訪れることがあればメニューを色々と見てみるだけでも楽しいと思います。
イッセイが今回注文したのは、ピザの基本「マルゲリータ」500ペソ(約1,200円)です。1人で食べるのにちょうどいい量が出てきました。味はシンプルながら、チーズも美味しく、トッピングの食材の味もしっかり楽しむことができました。
筆者が注文したのはカニのラビオリ630ペソ(約1,500円)。ラビオリはパスタの中に具が詰まっているタイプのもので、下の写真の四角く見えるものの中央にカニの身が入っている他、ホワイトソースは海鮮の味がぎゅっと染み込んでいました。
こちらはやや量が少ないものの、ゆっくりと話しながら、景色を眺めながら食べるのには十分で、味はとても良かったと思います。
1つのホテルの中でも様々な要望を持ったお客さんが滞在しているので、今回の筆者たちのように静かに景色を楽しみたいと思う方もいらっしゃるかと思います。この日は筆者たちが席についた後、3組ほどの方がいらっしゃっていました。
もちろん「IBIZA」の美しさも素晴らしいと思いますので、
宿泊することがあれば見比べて決めてみるといいですよ!
(タク)