筆者はマクタン島にある旅行会社に勤務していますが、観光に来られる方のほとんどが、オプショナルツアーを利用して様々な観光地に出向いています。海外旅行をする際に特に考えたいのは充実度と、費用のバランスだと筆者は考えますが皆さんはどうでしょうか?今回は快適に、上手にセブ島を観光する3つのポイントをご紹介します。
今回筆者がご紹介する3つの方法は、たくさんあるであろう大切な観点の中から、旅行を取り扱う立場、かつ現地在住という1人の観点からご紹介しております。
必ずしもこれらが最も大切なことではないかもしれませんが、参考になれば幸いです。
1, 挨拶と感謝の言葉は覚えておこう
これはどこの国に行く場合でも同じことが言えると思いますが、海外旅行では現地の方々との触れ合いが必ずあります。レストランで食事をすること、タクシーに乗ること、ホテルに泊まること、行動のいたるところで様々な人に出会います。 短い観光での滞在の中で、問題に巻き込まれず快適に過ごすためには、セブの人たちに対しても快適でいてもらうことが大切です。もちろんフィリピンではほとんどの場所で英語が通じますし、特にホテルでは現地語しか話せないスタッフはいないと思いますが、些細な挨拶や感謝の言葉が現地の「ビサヤ語」で伝えられれば、お互いに良い気持ちになると思います。もちろん相手が逆に日本語を話せる場合もあるかもしれませんし、お互いが理解し合うことが旅全体をスムーズに運ぶことになります。 写真は以前筆者が台風ヨランダが襲来した際の支援活動でお世話になった、レイテ島のある町のバランガイリーダー(町長さんのような立場)です。この際もビサヤ語が活用でき、結果的に良い雰囲気の中で支援活動を行うことができました。 エキサイトセブでは以前に、簡単なビサヤ語(セブアノ語)をまとめてご紹介していますので、観光にいらっしゃる前に簡単にいくつか覚えてから来て頂ければ、より楽しいセブ島観光になるのではないでしょうか。 セブでの滞在に使いたい、簡単なセブアノ語を紹介!2, 意外と見落としている「ホテルで過ごす時間」を確保しておこう 特に日本人のセブ島観光者に多いのが「リゾートホテルで過ごす時間がほとんどなかった」というケースです。
マクタン島の5つ星ホテルなど、素晴らしいホテルがセブには数多くあります。ほとんどの方がある程度の費用を使ってホテルを取ることになりますが、外部のオプショナルツアーを利用し過ぎることで、結果的にホテルの施設をほとんど使わなかった!ということがあるようです。
例えばマクタン島で最も高級な「シャングリラ・マクタン」の場合、ビーチは他のホテルと比べても随一の美しさを誇ります。
またプール、ジム、ジャグジー、レストラン、スパなど、リゾート滞在を楽しむ要素が十分に詰まっているのです。せっかく良いホテルに泊まったのであれば、その施設を最大限に活用して楽しむべし!
4泊5日の日程であれば、 1日目は朝からアイランドピクニック→午後はセブシティーの散策 2日目はボホール島観光か、海が好きな方であればマリンアクティビティー等 などで2日間を存分に楽しんだ後、3日目は全くのフリーとしてホテルでゆっくり過ごすのもオススメです。
特に大きなホテルの場合には本当に沢山の施設がありますから、到着日にどんなものがあるのか確認をした上で、その営業時間を確認しておくと、「存在は知っていたのに使えなかった施設」をなくすことができますね!
欧米の方は日本人とは少し異なり、主にホテルライフを満喫する滞在スタイルを取る方のほうが多いようです。ゆっくりとしたリゾート滞在の時間を過ごしてリフレッシュしてみれはいかがでしょうか。
3, ガイドブックはやはり便利なので買っておこう 現在はエキサイトセブも含め、インターネットでほとんどの情報が取れるようになりました。もちろんツアーや飛行機、ホテルの予約もインターネットを介して全て行うことができます。
そのため写真のような海外旅行の情報誌を買って持ってくる必要はないのでは?という疑問が起こることがあります。
しかしながら、筆者はやはりこのような雑誌は購入・持参したほうがセブ島旅行は快適に過ごせると思います。その理由として、特にセブ島には電車やバスの停留所がないため、現在地が少しわかりづらくなることがあります。
またセブは日本と異なり、それぞれの建物に正確な住所が割り当てられていないこともあり、タクシー運転手が住所だけでは行き先を案内することができないケースも少なからずあります。
現在地を把握するために最も一般的に取られる手段は、目立つ建物を探すことです。しかし手元に地図がなかったり、現在地から行き先までの距離がわからない場合、次に取る行動を決めかねると思います。
こういった場合に1冊ガイドブックを持っていれば、現在地を把握でき、かつ今後の行動を計画立てることができるだけでなく、複数の似たレストラン等の目的地の中から、自分たちにとって最もよいものを選択することができます。
セブ島に滞在される方のほとんどが2泊〜4泊でホテルを取られており、限られた時間の中で常にベターな選択を取るためにはこのようなガイドブックがとても有効だと思いますし、旅行会社やレストラン、各商業施設の連絡先が記載されていますので、少しでも英語が話せる方なら予定をいつでもどこでも、すぐに決めることができますね。
セブは沢山の隠れたスポットがあり、旅行会社のツアーにはならないものの、意外と楽しい観光地なども実は存在するので、雑誌を頼りに自分だけのセブ島観光を作ってみてください。
余談ですが、こちらの「るるぶフィリピン」には筆者も参加していますので、見つけたら教えて下さいね!
海外旅行の基本のような3つのコツを今回はご紹介しましたが、特にこの観点がセブ島観光には重要だと筆者は考えています。皆さんの楽しい滞在を願っています!
(タク)