筆者は度々エキサイトセブでカフェのご紹介をしていますが、今回は落ち着いた雰囲気のカフェ「Vienna Kaffeehaus」をご案内します。この周辺にはパスタ&デザート食べ放題メニューで有名FudgeASフォーチュナ店を含め、複数のカフェがあるのですが、その中でも常に安定してお客さんが入っており、外観もネオンライトが素敵なVienna Kaffeehausに今回行ってみました。
筆者はエキサイトセブで度々カフェをご紹介していますが、その理由は大きく分けて2つあります。
1つはカフェの店舗数が非常に多いということです。これは特にセブシティーに言えることかと思いますが、1つの通りに複数のカフェがあることは普通です。今回ご紹介しているVienna Kaffeehausの周辺にも、徒歩3分圏内に3つのカフェ、つまりは道を歩いていると1分に1店舗カフェに出会うというものすごい密集地です。もちろん、街中がこのような状態ではありませんが、日本と比べるとその店舗数には驚かされます。
2つ目の理由として、やはりセブは暑い!ということが理由に上がります。こちらでは家庭用の2リットルのペットボトルで販売されているようなアイスコーヒーや、缶コーヒーの文化は浸透していません。そのため筆者のように暑い時にアイスコーヒーが飲みたい!と思うと、カフェに入ることが多くなります。そしてその結果、新しいカフェが見つかり、エキサイトセブで毎回ご紹介している、というわけなんですね。
Vienna KaffeehausはASフォーチュナ通りをJセンター側から進んで、ヘンリーホテルや町屋マートのある十字路の少し手前に位置しています。
ASフォーチュナ通りはセブ産業の中心地のひとつで、多くの工場やビジネス向けのビル、それに伴って飲食店やホテルなども立ち並ぶ活気のある場所です。その中でもVienna Kaffeehausは落ち着きがあり、周辺の雰囲気とは一線を画しているように感じます。
店内は茶色系統の家具で統一されており、特に木材のテーブルや椅子から温かみを感じます。30人ほどが入ることができるちょうどいい大きさの店内では、それぞれのお客さんが思い思いの話に花を咲かせていました。店内は禁煙ですので、喫煙をされる方は外のテーブルで。灰皿の用意はあります。
カウンターを含め店員さんは3人です。セブのコンビニや飲食店、特にファーストフード店では、やけにスタッフが多く逆に混乱している様子を見かけることが度々ありますが、適度なスタッフ数のVienna Kaffeehausには好感が持てます。
今回筆者が注文したのはアイスフロートコーヒー。一昔前の雰囲気をドリンクでも感じることができますね。そして是非注目していただきたいのは、ここのコーヒーは深煎りで非常に美味しいということです!筆者は一口飲んで、これは是非他の方にも紹介したいと感じました。
セブのコーヒーは、もちろんこちらセブの人の味覚に合わせたものが多いので、日本よりも甘く、他にアイスティーを頼んだ場合でも、標準で砂糖が入っているような状態です。そんな中こちらのコーヒーは日本の価格帯の少し高いカフェの出すような、しっかりとコーヒーの味を感じられるものになっています。
ちなみに、筆者は今回クレープを頼んだのですが、この中にはマンゴーが入っていました!日本ではこの形のクレープが出てくると中身はバナナを想像してしまいませんか?こんな小さな異文化体験も含めて、素敵なカフェVienna Kaffeehausに足を運んでみてください!
(Taku)