フィリピンのバーベキューといえば、ラーシャンで見つけられるような赤くて甘いバーベキューが美味しいですよね。
バーベキュー料理は通常レストランでオーダーする際、焼き上がったものが提供されますが、パークモールのすぐ隣にあるシティ・タイムズスクエア(City Time Square)では焼肉の様に自分で作れる、少し面白いバーベキュー店があります。
そのお店の名前はKung Fu Grill Master(カンフー・グリルマスター)。名前まで少しユニークですが、どんな感じなのか見てみましょう!
こちらのお店、Kung Fu Grill Masterは2013年ごろにセブ島のマンダウエ市に登場した商業プラザ、City Times Square(シティタイムズ・スクエア)にあります。
「シティタイムズ・スクエア」とタクシーの運転手に伝えれば行けると思いますが、タクシーの運転手がわからない場合は、「パークモール」と言えば良いでしょう。
お店の外観はこのような感じ。
ロゴには「燃えよドラゴン」などといったカンフー映画で出演したブルース・リーになっています。肖像権でアウトな気がしますが、ここは突っ込まず店内へ。
店内に入ると、オレンジ色と青色の照明が使われていますが、LEDの照明が強い感じなので全体的にブルーな感じでした。
通常BBQ料理は出来立てのものを提供していますが、このレストランではグリル機がテーブルにあるので、自分で作れるようになっているのが特徴。
そのためメニューは焼肉のように好きな食材をオーダーする様になっています。メニューによりますが、肉系のものであれば1本25ペソ(約64円)程度。肉以外にも野菜や海産物、チャーハンやスープ系の中華料理などもオーダーできます。
メニューをオーダーすると、テーブルの上にあるグリル機が付けられ食材が運ばれてきました。
グリル機に串刺しにさせられた食材を置いていくことで、均等に火が通るようになっています。
色んなバーベキューを揃えていますが、味付けは五香粉のようなスパイスとラー油などが入った醤油ベースのソースを使っています。食材をオーダーする際は味付けが無いので、自分で香辛料やソースをタレハケを使って食材につけていく感じです。
自分でやるのが面倒な時は店員さんに頼んでおくと、調理をしてくれます。ただ店員さんによって塩辛くなってしまう場合があるので、自分でやっておく方が良いでしょう。
今回はホットドッグ、牛肉、鶏皮(25ペソ=約64円)、コーン(30ペソ=約77円)豚肉(19ペソ=約49ペソ)、イカ(35ペソ=約90円)をそれぞれオーダーしてみました。
この中で美味しく感じられたのが豚肉、イカ、牛肉。豚肉はサムギョプサルのような感じで、イカはビールにも良く合います。
逆に少しきつかったのは鶏皮。店員さんに調理してもらったのが一番の理由だとは思いますが、少し塩辛く感じました。鶏皮を食べる場合は香辛料を少しだけ足したほうが美味しく出来ると思います。
チラッとこの記事でも紹介していますが、ここで提供されている料理は比較的辛めに設定してあるので、辛いのが苦手な方は注意したほうが良いでしょう。使われているソースもラー油がたっぷり入っていたので、結構辛いです。
店員さんに頼めばソースやバーベキューの辛さを控えることが出来ますが、それでも辛く感じる場合があります。
そんな時に役に立つのがコーンの存在。香辛料などを何も付けずに油だけを表面に塗っておけば焼きとうもろこしが出来上がるので、舌休めにもベストです。
メニューだけ見ると安く感じてしまいますが、ついついオーダーしてしまうと結構な額に行ってしまう場合があるので、そこも注意しておきましょう。
友達同士など4人などのグループで行けば、会話を楽しみながら好きな食材のバーベキューを楽しめるので、肉好きの方や辛い料理が好きな方はぜひチェックしておくと良いですよ!
(MIKIO)