フィリピンに住んでいるとフィリピン料理はもちろん、現地で人気のため意外と頻繁に日本食に出会います。また韓国・イタリア・スペインの各国料理及びステーキも良く見かけるのではないでしょうか。今回はマニラで本格的な中華が食べたい方に今人気が高まっている隠れたレストラン「YING YING TEA HOUSE」をご紹介します。
今回筆者が訪れたのはマニラベイ方面、Binondoという場所です。このエリアは一部がチャイナタウンになっており、中国人の方々の在住及びビジネスの舞台となっています。道を歩いていると見つけることのできる看板の一部も中国語、建物の建築様式も中国独特の物が多くフィリピンではないような不思議な感覚です。
今回ご紹介する「YING YING TEA HOUSE」はそのエリアの中でも最も有名なレストランですが、マニラの首都圏中心部から若干離れているためあまり一般的に知られているとは言えまえん。穴場で、かつ美味しいレストランです。
「YING YING TEA HOUSE」に関する投稿が並んでいるInstagramのページでは、皆さんの楽しい食事の様子や本格的な中華料理を見ることができます。期待が高まるこのお店へ実際に行ってきました。
マニラ在住でGRABやUberを利用できる方は、目的地へピンポイントで到着できますのでこれらのアプリを活用することをおすすめいたします。なぜなら「YING YING TEA HOUSE」はチャイナタウンに馴染んでおり、初回は見つけることが少し難しいためです。もしこのエリアに土地勘のある方であれば、徒歩で向かってもOK。筆者は今回友人と共にイントラムロスから現地に向かいました。
街の入り口には日本の中華街でもよく見られる門があります。これがあるだけでレストランも美味しいのではないかという期待が高まりませんか?門から「YING YING TEA HOUSE」までは徒歩の場合約5分です。
到着したこちらのレストラン。決してお世辞にもきれいで、高級感があるなんていえませんよね。しかし驚くのはその混雑具合。周辺は暗くシャッター街のような場所であるにも関わらず、「YING YING TEA HOUSE」だけは大繁盛!筆者たちも着席まで待ち時間が15分ほどありました。
まず特筆すべき点は、本格的な中華料理なのに非常にお手頃な価格で提供されているということです。60ペソ(約150円)程度から飲茶が楽しめます。高くても1品300ペソ(約750円)程度で、高いものは3〜4名分ありますので仮に3で割れば1人100ペソ(約250円)。マニラの中心部では本格的な中華となると結構な値段がしますので、これはお得です。
そして味ですが、本当に美味しいです!上の写真は小籠包、下は麻婆豆腐ですが、どちらも日本の家庭の味ではなく、中国の本格的なスパイスなどを使っているようで深い旨味と辛味が食欲をそそります。ビールを飲まれる方も、一旦ソフトドリンクとご飯、おかずをオーダーして味を楽しんでみるのが最初は良いのではないかと思うぐらいです。
中華料理が大好きという方は是非訪れてみて欲しい「YING YING TEA HOUSE」。持ち帰りももちろんOKですので、気に入ったメニューがあれば追加でオーダーして下さい。筆者たちは食べきれずにテイクアウトしましたが、翌日温めて食べても美味しかったです。隠れた名店がマニラでまたあればご紹介したいと思います!
(Taku)