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フィリピンの妖怪ウォッチ!フィリピンにはどんな伝説の生き物や妖怪がいるの?

6月から日々気温が上がり、夏の訪れを感じることもありますね。夏といえば夏休み、海、スイカ、キャンプ、などなど、風物詩が沢山ありますが、夏の夜に皆で集まって聴く怪談もその1つ。

日本には伝説とされる生き物や妖怪がいますが、フィリピンも日本と同じように伝説の生き物や妖怪の存在が伝えられています。フィリピンではどのような伝説の生き物や妖怪が信じられているのでしょうか?



ろくろ首、一本足、河童、お岩さんなど日本では数多くの妖怪が言い伝えられており、怪談などは夏の風物詩ですよね。また妖怪ウォッチといったゲームやアニメが大流行したことで、妖怪ブームになっていました。

フィリピンでも昔から言い伝えられている妖怪があるというのはご存知だったでしょうか?今回は有名なものをいくつかピックアップしてみました。

アスワン(Aswang:地域によってはKikigとも呼ばれる。)

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アスワンは数あるフィリピンの伝説の生き物の中でも、最も有名な生き物です。アスワンはフィリピンのヴァンパイアとされ、日中は人間の姿をして夜になるとコウモリのように大きな翼で飛び回ります。

空を飛び回るその姿はコウモリのような巨大な翼と長い舌を持つとされ、アスワンは犬や家畜などの身近な動物の姿に自在に变化することが可能なので、その姿を見極めることは困難なようです。

アスワンは人間の中でも特に妊婦が大好物と言われ、妊婦が屋内にいる場合でもアスワンはその長い舌を屋根や壁の隙間からするりと伸ばし、妊婦のお腹の中にいる胎児を吸い取ってしまいます。

お腹の中に赤ちゃんがいる方は、夜気をつけた方がいいかもしれません。

アスワンは伝説の生き物とされていますが、実際に見たという人も多いようです。ただフィリピンには巨大なコウモリがいるとも言われているので、この巨大コウモリの目撃した人がアスワンを目撃したと勘違いした可能性もあるのだとか。

フィリピンにはマニラやセブといった都会がある一方で、都会の喧騒を離れて数十分・数時間車を走らせて地方に入ると、未だに木々に囲まれた場所も多く存在します。このような地域では子どもが学校へ行くのに2~3kmの道を毎日往復することもしばしばです。

筆者の会社にボホール島の中でも田舎の出身のフィリピン人がいます。彼女には彼女にはお父さんから譲り受けた霊感があるそうです。彼女は子供の頃の怪異譚を聞かせてくれました。

彼女(以下”Y”とします)は子供の頃は男の子のように活発で、男の子を泣かせることもあるような男気のある少女でした。Yの家に隣接するのは親戚の家々のみで、それ以外に隣人といえば山を1つ超えなければならないほどの田舎でした。

 

家の周辺には木々が生い茂っています。Yは毎日家からおよそ3km離れた小学校まで男の子の兄弟と歩いて登下校していました。

 

男の子3~4人と下校していたある日のこと。いつものように学校から近道となる森をまっすぐ通って家に帰ろうとしていたそうです。

 

まだ午後4時頃にも関わらず、突然辺りが暗くなり、周りの木々が強い風でざわざわと大きく揺れ始めたのです。Y達は怖くなり大きく揺れる木々を見上げると、大きな翼を広げたアスワンが弧を描いたように飛び回り、その風で木が唸っていました。それを見てY達は慌てて靴を手に握りしめ、裸足で走って家路に着きました。

Yと男の子たちが見たのが本当にアスワンかどうかは定かではありませんが、彼らは今でもその時のことをはっきりと覚えているようです。

ホワイトレディーとブラックレディー(White lady and Black lady)

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日本でも幽霊といえば、白い着物を身にまとった女性が一般的なイメージですね。フィリピンでは白または黒の衣装を前進にまとった女性の幽霊がいるとされています。この他にもRed lady, Brown ladyもいるとも言われます。

不慮の事故や事件などで亡くなったことに気づいていない人の魂が、このような姿で亡くなった場所などに現れるようです。筆者の同僚によると、白は善として家族などを見守り、黒は悪霊となり復讐をする場合が多いと言われているそうです。

マナナンガル(Mananaggal)

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マナナンガルはアスワンの一種とも言われ、その鳴き声からティックティック(Tiktik)と呼ばれることもあります。

獲物から遠くにいる時には大きな声でティックティックと鳴き、獲物に近づくにつれて鳴き声を小さくすることで、獲物に近づいていることがバレにくいようにする狡猾な生き物です。アスワン同様に妊婦のお腹の中にいる胎児を好み、その長い舌を伸ばして胎児を楽しみます。その姿はコウモリのような大きな羽を持つ美しい女性と言われています。日中は人間の姿をしていますが、夜になると下半身と上半身を切り離して翼で飛び立ちます。

西洋のヴァンパイア同様マナナンガルはニンニクと塩を嫌うため、窓の傍にニンニクを吊るしたり皿に盛った塩を置くとマナナンガル除けとなります。またマナナンガルを退治するにはマナナンガルが飛び立った後に残された下半身の傷口に塩や灰を撒き、マナナンガルの上半身と下半身が元に戻るのを防ぐと有効です。マナナンガルは上半身と下半身が分かれたまま太陽の光を浴びると通常の人間に戻ります。

スィグビン(Sigbin)

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地域によって伝わる姿は異なるようですが、角がないヤギや爬虫類のようなカラス、もしくはカンガルーのような姿をしていると言われています。

スィグビンは短い前脚と長い後ろ脚で後ろ向きに歩き、悪臭を放つことのできる尾を持ちます。スィグビンは子どもを好み、餌食となった子どもの血を吸い、心臓だけはお守りとしてとっておくと言われています。

サンテルモ(Santelmo / Santo Elmo)

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サンテルモは火の玉で、フィリピンでは多くの目撃情報があります。大きさはバスケットボールほどで、サンテルモに遭遇してしまった場合には全速力で逃げなければなりません。男性が川や海など水に溺れて亡くなると、その魂が火の玉となり現れます。サンテルモは死の土地に留まり、生きた人に助けを求めます。

いかがでしたか?フィリピンではアスワンやマナナンガルを題材にしたホラー映画やドラマがあるため、機会があればそれを見てみるというのも良いかもしれません。

また、フィリピン人の友人などがいれば、もしかしたら面白い体験をしているかもしれないので、話のネタとして出しておくというのも良いでしょう!

(SHIORI)

Photos: travissimmons.net,scarysideofearthleppre,MiSzDesoLaTedMr.k_Taiwan

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