フィリピンといえば、スペインの植民地だったことがよく知られています。今もなお、スペイン語が語源である言葉が使われるなどのスペイン文化の名残が見られます。
普段のフィリピンの生活の中からスペイン統治時代を学ぶ機会はなかなかないですよね。フィリピンに訪れる以上、フィリピンの歴史もよく知っておきたいものです。
というわけで、今回はネグロス島にあるスペイン統治時代の古い建物が残る「Ruins」に行ってみました。
「Ruins」はネグロス島の西に位置するタリサイシティにあります。
入場料は90ペソ(約207円)。学生は学生証を提示すると学割を使えて、40ペソ(約92円)で入れます。
語学学校生の方はIDを忘れずに持って行きましょう!ちなみに私は日本の大学の学生証をダメもとで提出したところ、オッケーでした。
第二次世界大戦中、敵に渡したくなかった持主が、燃やして廃墟にしてしまった建造物がこちらの「Ruins」です。
いわゆる”廃墟”です。廃墟ではありますが、深い思いで半焼させられた建物にはどこか寂しさも、威厳もあります。しかし、日が落ちてきてライトに照らされるとどこかロマンチックな雰囲気な一面もみられる、魅力的な建造物です。
この日は日曜日、観光客がたくさんいました。さすがのフィリピン人、スマートフォンはもちろんのこと、ドローンを使ってセルフィーしている人も。あまりにフォトジェニックなので写真を撮りたくなるのもわかります!
敷地内にはカフェも併設されており、ソフトドリンクをはじめ、マンゴースムージーやアルコールが楽しめます。
日が沈むと更に雰囲気が出てきて、私もついついスムージーを飲みながら浸ってしまいました。
また、「Ruins」グッズやネグロス島名物が買えるお土産屋さんもあるので、「お土産に困った!」なんて方はこちらで購入できます。
語学学校はじめ、最近は人気の高いフィリピン。セブ島やマニラ、ボホール島が注目されがちですが、前回記事で紹介した温泉など、ちょっと落ち着いた雰囲気に溢れるネグロス島も魅力いっぱいでした。
セブ島からも飛行機で気軽に訪れることができます。是非、国内でのショートトリップとして、ネグロス島を訪れてみてはいかがでしょうか?
(ぴなこ)