暑いフィリピンに来たら、冷たいものが食べたくなりますよね!
そんな時はフィリピンの代表的なハロハロをがオススメ。かき氷の上に牛乳と甘いシロップの掛かった豆類やゼリー、バナナ、ジャックフルーツなどに紫芋のウベ、カスタードプリンのレチェ・フランを載せたパフェのようなデザートですが、これをパフェのように食べるのではなく、混ぜて(ハロハロ)して食べます。
冷たいデザートのイメージがハロハロですが、実は温かいハロハロであるギナタアン・ハロハロ(Ginataan Halo Halo)があるという事はご存知だったでしょうか?
今回紹介するギナタアン・ハロハロ(Ginataan Halo Halo)はココナッツミルクをベースにウベ、タロイモ、タピオカ、白玉、ジャックフルーツ、プランテンまたはバナナを入れた温かいスープのようなデザートです。
マニラなどではギナタアン・ハロハロと呼ばれますが、セブ島を含むビサヤ諸島ではビニグニット(Binignit)と呼ばれています。名前は違いますが、ほぼ同じ料理。
朝食や3時のおやつに良く食べられるデザートの一つになっており、その他にも3月下旬または4月の上旬に行われるホーリーウィークの金曜日(グッドフライデー)に作られる事も多いのです。
気になる味ですが、ココナッツミルクの風味が口の中に広がるのでとても濃厚な味付けになっています。ウベやプランテン、ジャックフルーツなどのパンチも効いており、本家のハロハロに似ている感じもします。
ただ、タロイモやさつまいもなどが入っているので、イモイモしく感じるかもしれませんね。
温かいハロハロは初めてな方には少しビックリするかもしれませんが、疲れた時にはホッとする感じの甘さになっているので、朝食や3時のおやつに食べてみてはいかがですか?
ローカルのマーケット、またはフィリピン料理店などで用意されている場合もあるので、試してみると良いでしょう!
(TETSU)