フィリピンの首都マニラは熱帯の気候帯で、めったに20度を下回ることがありません。そんな場所では冬のスポーツが珍しく、生まれてから雪をまだ見たことのない方がほとんどです。人気の施設であるスケートリンクの様子を見に行ってきました。
フィリピン人の多くの方々は熱帯の気候帯で生まれ育っているため、自然に気温が下がって屋外で長袖を着なければいけないという状況に身を置いたことがありません。そのため生まれてから雪を見たり触ったりしたことがない方がほとんどであり、冬のスポーツはあまりメジャーとは言えません。しかしながら、珍しいものには人気が出ます。マニラのSMメガモール内にあるスケートリンクは大人から子どもまで常に人気が高い施設です。
スケートリンクはSMメガモールの4階にあります。入場料は420ペソ(約1,050円)、ロッカーレンタル50ペソ(125円)です。靴のレンタルはこの料金に含まれています。受付で支払いを行うとリストバンドのような紙をもらいます。これを手に付けて入場していきます。
次に訪れるのはスケートシューズのレンタルを行うカウンターです。足のサイズがインチになりますので、センチメートルとインチの換算を覚えておくといいと思います。スケートは足だけでなく全身のバランスを上手く使っていくスポーツですが、特に初めてチャレンジする方にとってやはり大切なのは靴がしっかりフィットしているかどうか。大きかったり小さかったりすると実際に滑ったときに上手く滑ることができません。
実際にリンクに出てみました。霧のようになっているのは、このスケートリンクの室温がやや温まってしまっているためです。日本のリンクではなかなか見ない光景で、これもまた「フィリピンのスケートリンク」の特徴と言えるかもしれませんね。筆者は日曜日の夜に訪れてみたのですが、この日は比較的人が少なく快適に利用できました。ただし、午後に訪れると氷面に一部水たまりのようなものができてしまうことがあります。転んで濡れてしまうことを想定して、服装を選ぶと良いと思いますよ!
(Taku)