メジャーなファーストフード店は世界各国で展開していることが多く、現地の食文化に合わせたメニューを提供していることがあるため、同じお店でも日本には無いようなメニューを見つけることが出来ます。
日本ではクリスマスに購入するイメージが強い、ケンタッキーフライドチキン(KFC)ですが、フィリピン人はフライドチキンが大好きとあって、ジョリビーやマクドナルドに並ぶ人気のあるファーストフード店です。
毎年実験的なメニューを提供したり、なかなかアグレッシブなKFCですが、昨年登場したばかりのTokyo Pepper Steak(トウキョー・ペッパーステーキ)というメニューを見つけたので、紹介したいと思います。
エキサイトセブでは過去に提供されていたダブルデッカーやチーズがバンズの上に乗ったチーズトップバーガーなど仰天するようなメニューを紹介してきましたよね。
ジョリビーやマクドナルドなどに比べると、新メニューを提供する頻度が多いので、なかなか飽きさせないのが良い所です。
一見日本とあまり変わらないフィリピンのケンタッキーですが、日本ではビスケットまたはポテトがついてくるのに対し、フィリピンではご飯が好まれるので基本的にライスが一緒に付いてきます。
今回紹介するTokyo Pepper Steak(トウキョー・ペッパーステーキ)も2016年に新しく出てきたライスメニューで、ペッパーランチのペッパーライスをイメージしているものになっています。
ボウルに入っているので、丼のようになっています。価格は127ペソ(約288円)。
丼物のメニューは実は結構前から提供しており、一番古いメニューはホワイトソースが上に乗ったア・ラ・キングで、2014年にはテリヤキ風のJapanese Teriyaki(ジャパニーズテリヤキ)が登場し、現在は名前を改めOsaka Teriyaki(オオサカテリヤキ)になっていました。
ペッパーステーキは基本的にガーリックライスとチキンポップコーン、バターコーン、そしてグレイビーソースが掛けられているものになっていました。
食べてみると、こしょうの味が効いており辛めになっている印象になっています。しかしバターコーンがその辛さを少し抑えてくれるので、美味しく感じられました。
ただフライドチキンとガーリックライスの比率がアンバランスになっており、ご飯がやや多めの印象でした。ガッツリと食べる方でも後半は味に飽きてくる場合があるので、口直しにコールスローやマッシュルームスープを合わせてオーダーしておくのが良いのかもしれません。
ペッパーライス風楽しめるメニューになっているので、通常のメニューに飽きた方はぜひチェックしてみると良いですよ!
(MIKIO)