日本人の伝統的な飲み物はお茶ですよね。ほのかな緑の香りと苦みのある味わいが日本人にとってはとても落ち着く飲み物です。日本ではコンビニや自動販売機で多くの種類のお茶が販売されていますが、ここフィリピンではお茶の販売はめったに見かけません。
そんなマニラですがつい先日、日本でも有名な辻利(TSUJIRI)カフェがオープンしましたので行ってきました。
マニラに進出しているTSUJIRIの本店は京都の辻利から独立した「辻利茶舗」で九州小倉にあります。
京都の辻利を含めれば、その歴史は江戸時代まで遡り、明治・大正・昭和とそれぞれの時代の店主が味と伝統を守りながら今に至ります。海外支店としては平成22年に台湾に、平成24年にはシンガポールに平成25年には上海にそれぞれ進出し、そして満を持して今回マニラにもオープンしました。
マニラのTSUJIRIはコンラッドホテルの2階、Sメゾンショッピングモールの2階にあります。このモールにはお好み焼き千房、うま馬ラーメンなど日本の有名レストランが出店しており、毎日フィリピン人客で繁盛しています。
そんな一角にTSUJIRIは店を構えています。カフェ自体は小さいのですが少し和の雰囲気のあるカフェで、フィリピン人の富裕層を中心に連日にぎわっています。
メニューを見てみると、オーソドックスなお茶だけでなく抹茶、ラテ、そしてデザートがあります。値段を見てみると日本の名店というだけあり少しお高めの印象を受けました。
今回、筆者は、食後のデザートを食べに行きました。注文したのは辻利お抹茶ソフトクリーム 130ペソ(約299円)、トッピングに白玉 15ペソ(約35円)、きなこ 10ペソ(約23円)、黒みつ 10ペソ(約23円)です。抹茶ソフトは甘すぎず、抹茶のほのかな香り・苦みと黒みつの甘みが程よくマッチしています。
抹茶の味わいが濃厚なので流石名店のデザートと感じさせられます。
日本の抹茶を感じたいという方、一度食べるともう一度来たくなるお店です。ぜひ一度チェックしてみてください。
(KEI)