もうお化粧崩れで悩まない！？ベビーパウダーを活用しよう！

常夏のフィリピンではじっとしていても汗が出て、外に出るのも億劫になってしまいますよね。特に女性は汗が出るとお化粧が崩れてしまうというお悩みを抱える方もいるのではないでしょうか？

そんな常夏の島では、女性がベビーパウダーをお化粧の代わりやお化粧直しに活用しています。今回はフィリピン人女性から、ベビーパウダーを使ったお化粧直しの術を学びましょう！



日本ではベビーパウダーと言うと、赤ちゃんのお肌に使うことが一般的ですよね。赤ちゃんは汗をかきやすいため、おむつでお尻が蒸れたりあせもになったりしてしまうので、それを防ぐためにベビーパウダーを塗ってお肌をサラサラに保ちます。そのためベビーパウダーと言えば、たくさん使えるように缶などに入って販売しているイメージが強いですよね。

ところがフィリピンでは女性がベビーパウダーを多用していて、薬局やスーパーのシャンプーやボディソープなどの売り場に小分けにして売ってあります。小さな容器のものも品揃えが豊富で普段バッグに入れて持ち運ぶことができるので、とても便利です。筆者が店頭で見つけた１番小さなサイズは25g入り、高さ約7~8cmの容器で、価格は18ペソ(約39円)でした。

ベビーパウダーの売り場を見てみると、いろいろな種類やメーカーのベビーパウダーが揃えてあります。





こちらのピンクの容器はお花の香り。



こちらの水色の容器はミルク&ライスの香り。



レヴィス・アンド・パールのベビーパウダーにも、ジャスミンの香りを始めとした様々な香りがあります。



テンダー・ケアのベビーパウダーにも、フィリピン人が大好きな桜の香りを始めとしたいろいろな香りが揃えてあります。





フィリピン人数人にどのメーカーが良いか聞くと、ジョンソニー・ジョンソンの商品が香りや使い心地が良いという意見が多くありました。もちろん人によって好みはあるので、ベビーパウダーを使っている人が周りに入れば意見を参考にしたり、少し手に出してもらって香りを確かめてみると良いですね。

赤ちゃんに対して使っても大丈夫なように、ベビーパウダーは安全な原料で作られているので、顔に使っても安心です。ベビーパウダーの原料はタルクやコーンスターチで、これらの原料には水分や油分を吸収する作用があります。

汗をかいた肌や、気温の高い場所や蒸し暑い部屋などでベビーパウダーを顔に塗ると伸びが悪く、顔に白く残ってしまいやすくなります。あぶらとり紙やティッシュなどで汗や脂を抑えてから、可能であればできるだけエアコンの効いた涼しく乾燥した部屋で使うことをお勧めします。

お化粧をしない場合には、手にベビーパウダーを2~3振り取り両手に伸ばした後、顔全体に伸ばします。ファンデーションの代わりに使うことでお肌への負担を軽減する効果もあります。ちなみにジョンソニー・ジョンソンの25g入りのボトルを1振りすると、この位の量が出ます。



日焼け止めを塗る場合には、日焼け止めを塗った後にベビーパウダーを乗せましょう。日焼け止めのベタつきを抑えてサラサラなお肌を保つことができます。

お化粧をする場合には、ファンデーションなどのメイクを一通り終えた後でベビーパウダーを手に取り、パフやブラシなどに付けてで薄く肌に伸ばします。暑く塗りすぎると肌が不自然に白くなってしまうので注意しましょう。

これで夕方まで皮脂を抑えて、顔のテカリを防いでくれますよ！

この他にもベビーパウダーの役立つ使い方がたくさんあるので、ご紹介しましょう。

・顔だけではなく、首筋や脇、足などの汗をかいて蒸れやすい体の部位に付けておくと、蒸れを防止することができます。
・リップクリームの上にベビーパウダーをのせて、その上からグロスを塗ると、色が落ちにくくなります。
・普段の洗顔フォームにベビーパウダーをティースプーン１杯程度足すだけで、毛穴汚れが落ちやすくなります。
・できてしまったニキビにオロナインを塗り、その上からベビーパウダーを塗ると効果があります。
・カッターシャツやTシャツなどの襟や脇の部分など汗ジミが付きやすい所には、着用前にベビーパウダーを塗っておくと、洗濯が楽にななります
・ベビーパウダーでドライシャンプーをすることもできます。フィリピンでは断水になると、汗をかいた１日の後にシャワーを浴びることができないことがありますよね。そんな時には櫛でとかした髪の毛にティースプーン１杯程度のベビーパウダーで頭皮をマッサージしましょう。その後再び櫛で髪を梳かすことで、頭皮の皮脂を取って髪の毛をサラサラに保つことができます。

ベビーパウダーという名前では赤ちゃんに使うというイメージが強い製品ですが、いろいろな使い方があります。どれも常夏の島では役に立つ裏技なので、是非お試しあれ！

(SHIORI)