今日は、昔のフィリピン人の住まいがどんなものだったのか見ることが出来る場所をご紹介していきたいと思います。
それが「パリアン広場」と「ヤップの家」になります。
パリアン広場は人の背丈ほどの塀で囲まれた小さな広場で、沢山の銅像があるのですぐに分かります。
何の像かというと、セブの今までの歴史の中で最も影響を及ぼした出来事を銅像で残しているんです。
例えば、セブの英雄ラプラプとマゼランの戦いの様子や、スペインに抵抗したフィリピンの革命などなど。
ここにあるモニュメントを見れば、今までセブで何が起こって来たのかをまとめて知ることが出来るんです。
このパリアン広場すぐ近くに、セブ最古の家「ヤップさんの家」があります。
木造なんですが、かなり良い状態で残っていてびっくりしました。
時期によってデコレーションが変わるようです。
独立記念日あたりになるとフィリピン国旗が飾られ、クリスマスだとクリスマスデコレーションになっています。
セブ最古の家ですし、とても重要な文化財のはずなんですが、飾り付けを変えたりしている遊び心が面白いな~っていつも思います。
ヤップさんは中国人商人だったそうで、この家は1階が仕事場で2階が住まいとして使われていました。
では、中を覗いてみましょう。
なんと言うか、本当にここで人が生活していたんだと思うと不思議な気持ちになってきます。
昔の家は天井が低かったんですね。
主婦なのでキッチンも興味深かったです。
こういった、実際に人が住んで生活をしていた食器や家具などを見るのって私は本当に大好きなんです。
「昔の人はこんなもので料理をしていたんだ!」とか「昔の家の家具ってこんなんだったんだなぁ」って見ていてわくわくしてきました。
セブってリゾートのイメージも強いですが、ちゃんとこう言った歴史的な文化財もあるんですよ。
興味のある方は是非行ってみて下さいね。
場所を見ておきましょう。
セブシティ繁華街近くにあるオスメニアサークル(サミットサークルホテルがそばにあります)からタクシーで10分ほどの距離です。
そこまでダウンタウンな場所でもなく、近くに消防署や警察など役所関係の建物があったり博物館もあるので、治安がものすごく悪いと言うこともありません。
沢山の観光客がぶらぶらと歩いていますよ。
MARUでした。