こんにちはー!*
フィリピン人は、日本人に比べると貧しいイメージだけど、
実際のところ、どれくらい稼いでどれくらい貯めてるの?
今日は、フィリピン人の家計を覗いてみたいと思います。
*収入*
フィリピン人の平均年収は、 26万7000ペソ(約56万700円)。
2015年データ・PSA (Philippines Statistics Authority)
12ヶ月で割ると、月収は2万2250ペソ(約4万6700円)です。
*支出*
5人家族が普通の生活(decent-enough living)を過ごすために
必要なのは、月4万2000ペソ(約8万8200円)と言われています。
2018年発表・NEDA(National Economic and Development Authority)
つまり、お父さんお母さんは共働きで平均月収を稼いだとしても、
貯金に回せるお金はほとんど残らないのが現状です。
*貯金*
フィリピンには銀行口座を持たない(持てない)家族も多くいますが、
銀行口座を持っている家族でも、3分の2が預金残高1万ペソ(2万1000円)
以下です。
*フィリピンの給与事情*
フィリピンでは1 Day Millionaire (1日大富豪)というような言葉が
ありますが、お金をもらうとすぐにはぶりよく使ってしまう人が
多いように思います。
給料日のATMに並ぶ列の長さは通常の5倍近く。
その対策なのか、フィリピンでは月に2回のお給料が普通です。
また、クリスマスは盛大に祝ってお金がかかるので、その前の
タイミングで「13ヶ月手当て」として、1か月分の給料を従業員に
支払うことを会社は義務づけられています。
メトロマニラ内のマクドナルドのアルバイトが時給65ペソ程度(約140円)。
フィリピンは、日本より物価も安いですが、給料もまだまだ安いのが
現状なんですね。