皆様、明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
2021年は絶対に去年より良い年になるはず!と信じて、コロナ対策の毎日を過ごしていきたいと思います。
さて、今日は1月の第3日曜日ですね。
毎年1月第3日曜日は、フィリピン最大のお祭り『シヌログ』の日なんです。
(厳密にはいろんなイベントが何日かに分けて行われていますが、一番盛り上がるのがこの日なんですよ。)
「え?コロナなのにお祭り?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、シヌログはただのお祭りでは無くフィリピンで信仰されているサントニーニョと言う子ども時代のイエス=キリストのお祭りなんです。
勿論今年はお祭り要素であるダンスやストリートイベントは全て中止または延期となり、教会でのミサなど教会でのイベントのみ開催されました。
【セブ島】セブの人達でいつも一杯のサントニーニョ教会へ
サントニーニョ像について書いています。
私の生まれ育った神戸でも今日は阪神淡路大震災の追悼イベントが行われたとニュースで見ましたが、「祈りの強い気持ちはコロナにも負けないんだな!」と朝からしみじみと感じました。
もちろんどちらのイベントも3密は避けて、安全な環境で行われていましたよ!
それでは、フィリピン最大のイベントと言われているシヌログではどのようなコロナ対策が行われていたのかご紹介していきますね。
これはシヌログのイベントに参加される人への注意事項です。
直近まで延期や中止のインフォメーションが無かったので、貼られたままです。
かなり厳しい条件ですが、コロナ禍では当然の措置ではないでしょうか。
・セブ市在住パスを持っている人のみ入場可
・15~65歳の人のみ入場可
・フェイスシールドとマスクの着用必須
・立ち止まってしまうのを禁止する為に写真撮影禁止
・消毒と体温チェック必須
・風船禁止(これは私には意味が分かりませんでした...)
・ミサが終わったらすみやかに帰宅する事
・手でのコミュニケーション(ハグやキスの挨拶が禁止と言うことですね)
などなど
お祭りは中止になったものの、撮影禁止と書いてありますので
念の為警備の方に「写真撮っても大丈夫ですか?」って聞いたら「良いよ~」と言ってもらえて良かったです。
フィリピンでは警備員の方でも銃を携帯しているので、話しかけるのもドキドキしてしまいます。
これはサントニーニョ教会で行われるミサやイベントのスケジュールです。
毎日早朝からびっしりですね。
ではサントニーニョ像が祀られているサントニーニョ教会へ入ってみましょう。
フィリピンではお祭りの大小にかかわらず、お祭りがある場所ではこのように旗が飾られていえるのですが、ほとんど人がいないので寂しい眺めです。
シヌログではフィリピン全土から信者が訪れますので、教会内には入りきらない為に外でミサが行われます。
ソーシャルディスタンスを保って椅子が並べられていますね。
では次の写真で、いつもはどんなに沢山の人がいるのか比べてみましょう。
画像はSanstar新聞さんよりお借りしました。
どうですか、これ!!
もう何百?何千人?いるのかも想像できません。
画像はSanstar新聞さんよりお借りしました。
教会の中だけでなく、いつもであれば外もこんな感じなんです。
サントニーニョ教会周辺は人以外入ることが出来ないようになって、人・人・人!!!
画像はSanstar新聞さんよりお借りしました。
こちらは教会の外で行われるパレードですが、もちろん今年は開催されませんでした。
一度私も行ってみたことがあるんですが、圧死してしまうのでは??と思ってしまうほどの混みようで、それ以来行っていません...。
涼しい家の中でテレビで観るのが一番平和です。
が!今年はセブ在住でパスが無ければ教会の中に入れませんので、こんなチャンスはきっと二度と無いと思いますので(勿論二度とあって欲しくないです)、ゆっくりと教会内を観ることが出来ました。
普段でもこんなに空いていません。
信者の皆さんはイエスキリストの像や絵に触れて、感じたり話しかけたりするのですが
今年は触る事が出来ないようになっていました。
危険物では無いので、他の色のテープでも良いのでは?と個人的には思ってしまいました(^^;
最後は中庭にあるロウソク広場です。
ここでは祈りを込めてロウソクをたてるのですが、ここもガランとしていました。
今年のシヌログは静かに終わってしまいましたが、来年は今年の分も合わせていつもの倍盛り上がるお祭りになると良いなと思います。
MARUでした。