セブ島は常夏ってホント？気温と気候＆観光におすすめの服装もあわせてご紹介｜セブ王

セブ島には雨季と乾季、2つの季節がある

フィリピンは主に熱帯性気候で、南部の一部地域が熱帯雨林気候に属しています。モンスーンの影響で、6〜11月の雨季と12〜5月までの乾季の2つの季節に分かれているのが特徴です。

気候は地域差があり、セブ島では明確な雨季はありません。一日中雨が降り続くのは珍しく、スコールのような激しい雨が1〜2時間程度集中的に降った後、晴れるといったことが多いです。ビーチで遊ぶこともできますが、マリンスポーツは降水量が少ない乾季がおすすめです。

乾季の中でも、12〜2月は比較的過ごしやすい気候であり、3〜5月は気温が上がります。
年間を通じた平均気温は26〜27℃と、あまり変動はありません。ベストシーズンといわれるのは、1月末〜4月。この時期は雨も少なく気候もよいので何をするのにも最適です。

また、フィリピンは台風が多いイメージがありますが、北部のマニラ近郊への上陸が多く、南下するほど影響が少なくなります。セブ島は台風の心配がほぼありません。

過ごしやすい乾季の特徴は？

セブ島は年間通して楽しめる場所ですが、気候を重視すると乾季がおすすめです。
3〜5月は気候が上がり紫外線が強くなるため、日焼け対策は必要です。
台風シーズンも避けて日本が寒くなってきた1月2月は特に過ごしやすく、人気のシーズンとなります。
料金としても冬休み前は特に料金も比較的安く、リーズナブルに行くことができ学生旅行などに特におすすめです。
降雨量も1年の中でも3分の1以下になるので雨知らずで真っ青なビーチを楽しむ絶好の時期です。

乾季に行くなら！セブ島で体験したいことベスト3

�@マリンアクティビティで青い海と空を楽しむ！
気候が安定している乾季であればマリンアクティビティも思う存分楽しむことができます。
ビーチでのバーベキューやシュノーケリングなど天気も良ければ気分も上がります。
ホテルのプライベートビーチでゆっくり過ごしたり、ジンベイザメウォッチングツアーに足を延ばしたりとセブ島ならではの体験がおすすめです。

�A市内観光を楽しむ！
セブ島はアクティビティだけではありません。
歴史的建造物が立ち並び古き時代を感じることができるスポットがたくさんあります。
マゼランがスペインの領土を広げるために上陸した背景からキリスト今日の信仰が始まり、セブ島内でも教会での礼拝を見かけることもあります。

�B景色を楽しむ！
セブ島で最も高い山の頂上にある展望台「トップス」
見晴らしがよく夕日や夜景を楽しめるセブ島内でも人気のスポット。
マクタンの西側に位置する「デュシタニセブマクタン」のホテルのインフィニティプールからの夕日とセブシティも絶景です。

セブ島の湿度は低く、雨季でもジメジメしない

セブ島は気温が高くスコールがあると聞くと、「日本の梅雨のように過ごしにくいのでは」と思う方もいるのではないでしょうか。
セブ島は、気温が高い乾季には空気がカラっとしており、東京のような不快な暑さはありません。

一方、雨季にはスコールが降った後に急激に気温が下がるため、湿度が高かったとしてもそこまで辛く感じません。

雨季に行くなら！セブ島で体験したいことベスト3

�@スパを楽しむ！
セブ島には街スパやホテルスパなど数多くのスパがあります。
リゾートホテルのスパはレベルも高く、充実したサービスでリラックスしながらご褒美タイムを。
街中のスパはリーズナブルで安い場所だと全身マッサージ1時間を約2,000円前後で受けることもできるので初めての方も気軽に体験できます。

�A市内観光を楽しむ！
セブシティには大型のショッピングセンターがたくさんあり、それぞれスーパーマーケットをはじめ、映画館や飲食店など1日では回りきるのが難しいくらい多くの店が並んでいます。
ばらまき土産にピッタリの雑貨をはじめ、フィリピンアイテムが揃うお土産店で大量に買ってしまうなんてことも。

�Bグルメを楽しむ！
セブ島では魚介やポーク、チキンなどの串焼きBBQが楽しめる屋台街があります。
夜遅くまで営業している店も多く、ディナーでは混みあうことも多いです。
ホテルのレストランとは一味違う少しディープなセブを味わいたい方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ローカルエリアのため特に衛生面には注意し、荷物などの盗難などにも気を付けましょう。

セブ島の一日の気温差

日照時間は1年を通してあまり変動がなく、日没は夜７〜8時ごろです。日中は30℃前後となる日がほとんどですが、最低気温は4〜5月を除き25℃を下回ります。特に山間部の夜は20℃に届かない時期もあるので、キャンプなどを予定している場合には事前に確認をしておくと安心です。

常夏の島とはいっても、日中と夜間の気温差はあるため、羽織るものや長袖のTシャツなどを用意しておくのがおすすめです。

セブ島は台風の直撃を受けにくい？台風シーズンは９〜12月

フィリピンの台風シーズンは、通常9〜12月です。

セブ島はマニラ近郊と比べて台風の直撃を受けにくいですが、過去に台風の被害を受けたことがあります。旅先で台風や災害に巻き込まれないためには、そういった時期を避けたり、こまめに気象情報を確認したりするなど、対策が必要です。

セブ島のベストシーズンは、1〜4月です。この時期はヨーロッパからの旅行者も多くなり、料金設定も高めですが、台風を避けたい人にはおすすめです。

台風シーズンでもセブ島を満喫しよう

旅行が台風シーズンだとしても、万が一に備えて代替案を考えておくとがっかりせずに済みます。

マリンスポーツを楽しむ予定でも、台風が上陸したビーチ遊びは危険ですので、無理な行動は慎みましょう。台風が来ても、リゾートホテルなど施設内が充実していれば一日中楽しむことができます。

高級リゾートには、レストランやバー、室内プール、スパ、ジムなど、ゴージャスな施設がそろっています。のんびりとホテル内を散策しながら、施設を満喫してみてはいかがでしょうか。

他にも、セブシティやマクタン島には、数多くのショッピングモールがあります。 Ayala Center CebuやSM City Cebuなどの大型ショッピングモールや、2019年にオープンしたばかりのAyala Malls Central Blocなどモールを巡ってみるのもおすすめです。
セレブ系の美容室や映画館、キッズ用のプレイルームからフィリピン版100円ショップなど、それぞれに特徴があって飽きません。タクシーを使って巨大ショッピングモールに向かえば、天気のことを忘れて楽しめます。

セブ島周辺には、たくさんの島があります。北部ほど台風の影響を受けやすいため、南部の島であれば、ほとんど影響を受けないところがたくさんあります。
台風から離れた穴場スポットを探すつもりで計画を立てるのもひとつの方法です。とはいえ、交通に影響が出る場合もあるため、スケジュールには余裕をもたせておきましょう。

台風シーズンに旅行する際の注意点

セブ島はあまり台風の影響を受けないとはいっても、雨風が強まるなどまったく影響がないとはいえません。
そのため、旅行前、旅行中は最新の気象情報をこまめにチェックするようにしましょう。

PAGASA（フィリピン大気地球物理天文局）は、日本の気象庁にあたる組織で、最も信頼がおける気象情報を提供しています。PAGASAのサイトからは、台風予想進路や台風の強度を確認することができます。

フィリピンでは、台風のレベルを「シグナルNo」で表しており、シグナルNo.1が最も被害が少なく、No.3で強固な建造物に避難が必要になり、No.4で壊滅的な被害が出る恐れがあります。このような知識を事前に得ておけば、旅行計画の変更を早めに決められます。

また、台風シーズンにセブ島に出かける際には、事前にトラブルへの対処法を調べておくことが大切です。
飛行機の便の変更や宿泊予約のキャンセル、延泊をしたいとき、どこにどのように連絡すればよいのか確認しておきます。帰国が遅れたときのことも想定し、休暇日数ぎりぎりの計画は避けた方が賢明です。

事前にしっかりと備えておけば、いざというときに慌てずに済みます。台風シーズン中の旅行については、通常よりも慎重に計画を立てていきましょう。

セブ島は、1年を通して常夏の気候が楽しめる魅力的なリゾート地です。日本ほど季節や気候の変動はありませんが、多少なりとも天気や気温の差があります。特に、旅行が台風シーズンにかかる場合には、事前の下調べや準備で備えておくと安心です。

天気が悪くても旅行を楽しむことをあきらめる必要はありません。さまざまな施設や観光地を探して、セブ島旅行を満喫しましょう。

セブ島を余すところなく楽しむ。
セブ島観光のおすすめスポット13選