1565年に建立されたサントニーニョ教会は、セブの守り神として今も多くの人々に信仰されるサントニーニョ像を祀る教会です。観光地として、歴史的な建造物としても有名なこの教会は、現地の信仰の深さとキリスト教が深く浸透していることを感じることができます。
セブ市内から車で2時間ほど南にあるシマラ教会は、別名ミラクルチャーチとも呼ばれ、「シマラ」はタガログ語で「奇跡」を意味しています。教会には信仰を行う人々から「ありがとう」と書かれた手紙が多数安置されているほか、受験などで合格すると、その後に自分の名札を教会に置いていく習慣があるそうです。
18世紀に建立されたとされた、マクタン島にあるこの教会にはヴァージン・デ・ラ・レグラ像がスペインから持ち込まれ安置されています。セブの人々がこの像を初めて写真で見たのが1735年と言われており、長い歴史の中で数多くの人々が祈りを捧げてきました。夜のミサには平日にも関わらず、教会の中に入りきらない程の人が訪れ、今でも賛美歌を歌い続けています。ローカルな土地にあるため、訪れる場合は貴重品の管理をしっかりと行って下さい。