ニューブリッジ
セブ島とマクタン島を結ぶ橋は2本ありますが、そのうち1999年に完成した新しい橋がニューブリッジです。
マルセロ・フェルナン橋という正式な名前がありますが、現地の人からは専らニューブリッジと呼ばれ親しまれています。名前の由来となっているのは地元の有力な政治家マルセロ・フェルナン氏です。
1999年以前まではマクタン島とセブ島との連絡はオールドブリッジと呼ばれる2車線の道路でのみ行われていました。しかし、交通渋滞が連日発生するようになり、新しい橋を架ける必要が出てきたのです。
ニューブリッジは4車線の道路で、空港からも近い場所にあります。その為、バスやチャーターした車でセブ島に向かうときはこちらの橋を利用する機会が多いでしょう。
建設に携わったのは日本のスーパーゼネコンの一つに数えられている鹿島建設で、ODA、政府開発援助により完成したものです。
橋の長さは1237mで、海面からの高さは46m、さらに橋脚には日本の国旗と「セブへようこそ!」と日本語で書かれたプレートがあります。ぜひ見つけてみて下さい。