ヨランダ(2013年台風30号)
2013年にフィリピンを襲った大型台風30号のことで、フィリピン名は「ヨランダ」。1994年以来台風は30号を超えることはなかったが2013年に台風30号が発生し19年ぶりの30号の台風となる。
ヨランダは11月8日から9日にかけてフィリピンを横断し、最大瞬間風速は105メートル毎秒となっている。レイテ島タクロバンでは台風による高波のため多くの犠牲者をだした。レイテ島オルモックにおいても90%の建物が全壊となる被害を出した。レイテ島はこのヨランダの被害により略奪などが発生し、治安が悪化。フィリピン政府は軍隊により治安回復を図り、タクロバンに夜間外出禁止令を発令した。
セブ島においては、セブ最北端の第2のボラカイと言われたマラパスクア島が被害に遭い、多くの建物が全壊した。ヨランダにおけるセブシティやマクタンリゾート地の被害はそれほどなかった。