サリサリストア
小規模の庶民向け小売店で、数はコンビニよりも圧倒的に多く田舎や山間部などにも人が住むところにはあると言われています。建物は質素な造りで個人の家に隣接する形が多く、また防犯の為、鉄格子で覆われているお店が多いのも特徴です。
サリサリ(Sari-sari)はタガログ語で「色々な」という意味があり、食品、日用品、アルコール、たばこ、SIMカードなどその名の通り色々なものを売っているお店です。基本ばら売りなので洗剤やインスタントコーヒーなど一回分に小分けされているものを1個単位で購入でき、タバコも1箱ではなく1本から購入することができます。また現地の人だけではなく、旅行などの短期滞在者にも洗剤やシャンプーなどバラで購入できるので便利に利用できます。
商品は店主がスーパーや市場でまとめて仕入れたものをバラで販売しているので、スーパーよりも少しだけ割高になっていますが、それでも必要なものを今必要な分だけ買えることや、すぐ近所にあり交通費もかからないといった利便性から重宝されています。また店主との信頼関係でツケ払いができたり、近所のコミュニティの交流の場としての役割も果たしています。