サントニーニョ教会
フィリピンのセブ島にある、フィリピン最古の教会の一つがサント・ニーニョ教会です。スペインがフィリピンを開拓したときにできた教会で、歴史は数百年にもなります。セブ島といえば信仰されているのはキリスト教です。こちらもスペインから持ち込まれたものですので、フィリピンのキリスト教の中で一番古い教会ということになります。教会の中では信者がお祈りを続けており、とりわけホーリーウィークと呼ばれるキリスト教のお祭りの時期になりますと、信者と観光客で大変混み合います。
この教会で祀られているものはサント・ニーニョ、すなわち幼きイエスです。サント・ニーニョの像が教会の奥にあります。この像は幾度の戦争に巻き込まれても決して壊れることはありませんでした。さらにはぬいぐるみがおみやげ物として売られており、セブ島のタクシーやジプニーでは運転席の近くに必ず置いてあります。
ダウンタウンに位置しており、治安に不安がありますのでグループで行動することをおすすめします。入場口から教会に入る際は手荷物の検査もありますので、必ず従いましょう。