ラジャ・フマボン
1521年にマゼランから初めてキリスト教の洗礼を受けたセブ島の族長です。
「ラジャ」はサンスクリット語で王という意味があります。
ラジャ・フマボンに関して、スペインからの航海隊が到着する以前の記録はなく、
これらの歴史はイタリア人乗組員のアントニオ・ピガフェッタが記録していていたとされています。
マゼランは4月7日にセブ島に到着し、
4月14日にラジャ・フマボンをはじめ500人のセブ島民を
キリスト教に改宗させます。
ラジャ・フマボンは友好を示すために、
血と酒を混ぜて飲むというフィリピンの古代の儀式をしたそうです。
現在では、セブ遺産記念碑に、ラジャ・フマボンの像があります。