ネグロス島
ネグロス島はセブ島の西隣にあり、面積は12,706平方kmとフィリピンで4番目に大きな島となっています。
ちょうど島の形を見ますと、日本における茨城県の形になんとなく似ていることが分かります。
ネグロス島を代表する農産物、それは砂糖です。島内における平野の大部分はサトウキビのプランテーションとなっており、フィリピン国内で消費される砂糖の半分が生産されています。
中央には山脈が広がっており、ネグロス島を東西に二分割しています。西側にはネグロス州の州都、バコロドがあります。微笑みの街と評されており、親しみやすい街となっているのが特徴です。毎年10月19日にはマスカラ・フェスティバルが開催されています。これは砂糖の市場価格が下落し貧困が襲ったバコロドにおいて、微笑みを取り戻すために1980年より始まったお祭です。ダンスパレードや美人コンテストが毎年行われています。
東側にはドゥマゲティという街があります。フィリピンを代表する大学、シリマン大学などの大学が集まっており、学園都市とも呼ばれています。