パラワン島
フィリピンの一番南西部に位置している島がパラワン島です。北東から南西の方向に向いており、南北の長さは397kmですが、東西の幅はわずか40kmしかない非常に長細い島です。
パラワン島の特徴、それはフィリピン最後のフロンティアと呼ばれているほど手付かずの自然が残されている点です。島は高い山々と熱帯雨林で占められており、フィリピンの他の地域では見られない生態系も目にすることができます。
パラワン島で人々が集まっているのはパラワン州の州都でもあるプエルト・プリンセサという街です。21万人の人が暮らしており、海岸沿いではダイビングなどのリゾート産業が発展しています。
また、世界遺産でもあるプエルト・プリンセサ地底河川国立公園があるのもこの島です。地底河川を巡る観光ツアーが毎日行われていますが、市街地からは車で3時間ほどの距離にあり、未舗装の山道を越え、さらに環境が悪い中1時間ほど歩かなければなりません。それでも海外からの旅行者から高い人気を得ています。