サン・アングスチン教会(パオアイ)
ルソン島の北端近くにある小さな町、パオアイにある教会で、
フィリピン国内に同じ名前の教会がある「サン・アングスチン教会」ではなく、
その地名からとって「パオアイ教会」とも呼ばれています。
「地震バロック」と呼ばれるフィリピン独自の建築様式で、
ヨーロッパ諸国に比べ地震が多いお国柄のため、
低くテントのようなフォルムになっています。
フィリピンの歴史やヨーロッパの文化を感じられる建造物として評価され、
1993年に「フィリピンのバロック様式教会群」としてユネスコ世界文化遺産に登録された一つです。