カンラオン
セブ島の西隣に面する大きな島、ネグロス島で最高峰となる山がカンラオン火山です。高さは2435m、活発な火山活動が行われており、2006年に最後の噴火が発生しました。さらには2012年2月に発生したマグニチュード6.7の大地震により山体の一部にひび割れが発生し入山禁止措置がとられるなど、土砂災害が発生しやすい山となっています。
度重なる噴火により直径100m、深さはなんと400mにもなるクレーターもでき、カンラオンの新しい名所となりました。カンラオンは活火山ということもあり、頂上付近では地熱発電が行われています。その為頂上に登るためには許可をもらうことが必要となります。中腹付近まででしたらハイキングコースにもなっておりますので、許可を得なくても登れます。登山道は険しく、急斜面に続く道無き道を登る必要があります。登山道から見られるネグロス島の風景は圧巻です。
その他山中にはキャンプ地やコテージといったリゾート施設や幾筋の滝、そして火山ならではの温泉が沸き上がっている場所があるなど、登山趣味をお持ちでない方にとっても自然を満喫できる場所が揃っています。