チョコレート・ヒル
セブ島のお隣、ボホール島にあるちょっと変わった神秘な場所、それがチョコレート・ヒルという場所です。チョコレート・ヒルは20m〜140mの高さがある円錐状の山がなんと1268個も並んでおり、乾季になると木々が枯れて茶色くなることからアメリカの旅行者により名付けられました。
それまでは地名からカルメン・ヒルという名前で呼ばれていました。どのようにしてこの地形ができたのかはっきりとした成り立ちは今も研究が進められていますが、一説によりますとマグマ活動により海底がゆっくりと隆起してできたとも言われています。丘は上から下まで石灰岩でできており、もともとはサンゴ礁であったことが分かります。
このチョコレート・ヒルには伝承も伝えられています。一つは、巨人が喧嘩をして後始末をしなかったというもの、もう一つはこの島に住む青年が女性に恋をするも、女性には死期が迫っておりやがて死んでしまったことから悲しみにくれる男性が流した涙がチョコレート・ヒルとなったというものです。
自然が生み出した神秘な場所、是非巡ってみたいものです。