カレカレ
フィリピン人が国内外を問わず食べている人気のメニューの一つがカレカレです。
カレカレはシチューに似た料理であり、牛の尻尾や牛肉と野菜をピーナッツソースやココナッツミルクを用いたスープで煮込んだ料理です。名前と色はカレーにそっくりですが、黄色い色を出しているのはピーナッツソースであるということを覚えておきましょう。時折トライプを用いることもあります。
カレカレの起源は諸説ありますが、パンパンガ州で最初に作られた料理との見方が有力です。その他、モロ人という先住民が食べていた料理との説があります。
レシピは、まずは炒めた野菜と牛テールやトライプを柔らかくなるまで茹でます。次に、お水を5カップほど入れアクを取ったら、市販のカレカレの素を加えていきます。少々煮詰まったところで、最後にナスやインゲン、おくらなどの葉物野菜を加え、さらに煮ると完成します。
味が物足りないと思った方はバゴオン、いわゆるアミの塩辛を加えるとより旨みが増していきます。簡単な調理でできますので是非作ってみて下さい。