昨日ご紹介したカパス・ナショナル・シュラインがある
ターラック州カパスは、田んぼが広がる農村地です。
人口は多いですが、やはりマニラに比べるとまだまだ田舎町。
マクドナルド・ジョリビー・チャウキンと三大ファストフード店が
一店舗ずつありますが、レストランは少ないです。
そんな町に、カパス市民の富裕層御用達のオシャレなレストランが
あると聞き、カパス・ナショナル・シュラインの観光をした
夜にディナーに行ってみることにしました!*
カパス・ナショナル・シュラインからトライシクルで20分ほど
の距離にあるフィリピノレストラン「Rustica Restaurant」です。
カパスは農村地で貧しい地域のため、車を所持している人も
少ないのですが、Rustica Restaurantの駐車場には
びっしり車が並んでいて驚きました。
クリスマスツリーのイルミネーションが煌く駐車場に
車を止め、入り口へ進むと、サンタさんと兵隊さんの置物があり、
ヨーロッパに来たようなオシャレな雰囲気を醸し出していました。*
扉を開けると、レンガ調の壁にアンティークな木製のテーブルとイス、
明るい雰囲気の絵画にフィリピンの伝統置物が並べられていて、
何だかお金持ちの家に来たような気分です。
さて、こんな高級な雰囲気が漂うオシャレなレストラン。
きっと高額なメニューが並んでいるんだろうと、内心
おそるおそるメニューを開きました・・・
が、値段は1品250~400ペソ(=約600円~960円)程度と
すごく良心的!
安価で高級なレストランやホテルを楽しめるのも、
フィリピンを含め東南アジア旅行の特権です!*
本日、オーダーしたのは2品。
フィリピノ料理のスープの王様シニガン
【Sinigang Sugpo】(295ペソ=約730円)
Sugpo(スグポ)とはタガログ語でロブスターという意味で
美味しいロブスターがスープの中にゴロゴロ入っていました。
トマト、大根、チンゲン菜と野菜たっぷりで、梅のような
味付けが日本人の口にも合って、美味しい!
そして、高級豚肉料理と言えば、レチョン
【Lechon Kawali】280ペソ(=約670円)
Lechonは豚の丸焼きのことですが、Kawaliとはタガログ語で
フライパンのこと、フライパンでからっと揚げたLechonを
Lechon Kawaliと言います。
口に運ぶとカリカリした皮の触感の3秒後に、脂がよく乗った豚肉が
口の中でトロけます。
この美味しさとオシャレさでこの値段は大満足。
是非、カパス観光の後に立ち寄ってみてください~!