セブ・マクタンといえば、みんな肉が大好き。豚の丸焼き「レチョン・バブイ」などが非常に有名です。筆者も1日の食の中で肉を口にしない日はないと思います。そんな一般の食事上の中でも、スーパーで買う肉は自分で調理するため焼き加減が毎回まちまちになってしまうもの。もう少し焼けばよかったと思って焼き直せば固くなってしまったり、生焼けだとお腹が心配だったり・・。そんな南国の肉を豪快に焼き上げ販売している「Mr.Liempo」というお店を発見したので、取材してきました!
今回訪れた「Mr.Liempo」はセブ・マクタンに複数展開しているお店です。道端に突然現れます。この店に似た店もたくさんあるのですが、特に看板にインパクトがあり、人気な気がします。
「Mr.Liempo」では基本的に、焼いた肉しか取り扱っていません!
そしてその調理法がなんとも、ワイルドなのです。その詳細を見ていきましょう。
外観はこのように、小屋のようになっています。1辺が5メートルのほぼ正方形型の店舗に2人の店員が働いています。扉は鉄の網になっていて空気が通り抜けるはずなのですが、煙の量が多すぎてものすごく曇っています。店員はとても大変だと思います。
調理の様子がこちら。これは豚肉です。大きな串に3つほどの肉を刺し、高速で回転させています。下に強力な火があるために大きな肉でも6〜7分で完全に焼けます。
これらの写真では少しわかりにくいかもしれませんが、串の根本には歯車がついており、全ての串の歯車がチェーンと接続されています。チェーンが電動で動くことにより歯車が回転し、全ての串が一定の速さで回転、そうすると全ての肉も回転して、むらなく焼くことができるんですね。ちょうど自転車のタイヤが回るのと同じ要領です。
最後に一口大にカットしてもらい、だいたい3人前程度で135ペソです。チキンは一羽まるごと回転して焼かれていて、こちらは100ペソです。
実際に買うとこのような容器に入れてくれまます。
とても食べやすいサイズにカットされています。
ビネガーのようなソースが2つついていますが味付けは特にされていないので、お好みでで塩、胡椒、醤油等々で味付けしたり、細かくしてチャーハンの具にしたりと、量が多いので使い方は広いと思います。強火で焼いているため豚肉の味がしっかりと詰まっていて食べごたえがあります。
「Mr.Liempo」現地在住でなくとも観光中に見つけられると思うので、タクシーやジプニーなどで目についたら、1つ買ってみてはいかがでしょうか?
(タク)