筆者が住むマクタン島には、「Mactan Doctor’s Hospital」という大きな病院があります。この病院はセブ島にある「Cebu Doctor’s Hospital」のグループ病院です。どちらの病院にもジャパニーズヘルプデスクという日本語に対応したカウンターがあることでも有名かと思います。今回筆者は少し体調を崩してしまったので、「Mactan Doctor」で受診したのですが、日本とはシステムが少し異なっていました。
今回の病状は熱・喉の痛み・頭痛など風邪の諸症状のようなものでしたが、熱が40℃にも達してしまったため、一度診てもらうために病院に行ってきました。
Mactan Doctorはバサク地区のガイサノグランモールのすぐ近くにあり、救急受け入れも行っている大きな病院で入院施設も備えています。
全くシステムが分からない筆者はまずインフォメーションカウンターで病状について説明。すると外に出るように言われます。
伝わっていないのか?それとも、何か悪いことでも言ったのか?と一瞬思ったのですがそうではありません。
Mactan Doctorでは内科、外科、小児科などの各診療科が小さなブースのような部屋を持っており、患者は病状ごとにそのブースの前に座って順番を待つのです。
日本であれば大学病院などは各診療科のフロアや場所があり、1つの建物の中にそれが全て入っていますが、Mactan Doctorの場合はそれが一度外に出て別の建物に備え付けられています。
今回の筆者の病状は恐らく内科なので、内科と書かれたブースの前で待ちます。まずブースに入って、自分の名前を書き、中に人がたくさんいて座れない場合は外でで待つことになります。
炎天下と熱でややしんどいですが、ここは南国、そこは我慢です。 一定の人が診療を終えると外で待っていた人がブースの中に入ることができます。
残念ながらブースの中は皆さん体調が悪そうで、カメラを向ける雰囲気ではなかったので写真がありません。
だいたい8名は詰めれば座れるような椅子が両方の壁沿いに設置されていて、正面には小さなカウンターがあります。 ここに座っている人が呼び出し、処方箋の書き込み、衣料品の搬入、医者からの指示を受けた雑務などをこなしています。
このポジションはかなり忙しいようで、ひっきりなしに出たり入ったりを繰り返していました。
最後に実際の診療ですが、一瞬で終わります!推定時間2分。
日本の問診からの検査に慣れていると、あっという間に終わってしまいますので、事前に伝えたいことを考えておいたり、行ってほしい医療行為はしっかりと言葉にして伝える必要がありそうです。
結果的に診断は喉にウイルス性の腫れができているということで、その後は処方箋を貰い、日本と同じように一度病院を出て近くの薬局で薬を別途購入しておしまいです。
また診療時間がかなり短いようなので、時間は事前に調べてから向かうことをおすすめします。何より体が資本ですので、皆さんも体調管理には気をつけてくださいね!
(タク)