これまでセブといえばリゾートとして知られる島でしたが、近年は様々な企業や人々が出入りするインターナショナルな都市に変貌を遂げつつあります。観光以外ではIT系の仕事がとても増えており、ITパークなどには沢山の企業が入っていますね。
他に注目されているのは、英語留学。これまでにはオンラインのSkype英会話学校などが注目されていましたが、最近は実際にセブに中長期の滞在を行って、オフラインで英会話を学ぶ人達も増えてきました。
今回はそんな英会話学校のリアルを探るため、2人の学生にインタビューを行ってみました!
今回インタビューを行ったのは、セブ島のパークモールという場所で、広々とした空間に多くのレストランが並びます。ディナーを食べながらのインタビューとなりました。
このお二人は筆者の友人です。左がHさん、右がAさん。
Hさんはフィリンターアカデミー(既に卒業)、Aさんはフィリンターアカデミーを経て転校し、UV ESLで今は学んでいます。
日本からはるばるセブで英語を勉強しようと思ったきっかけはどこにあったのでしょう?
•留学のきっかけ
Hさん ワーキングホリデーをする際に紹介されたから
Aさん 大学4年の前期が終わり、長期で海外に行ける最後の機会だと思った
全く異なるきっかけでやって来た2人。
Hさんはワーキングホリデーを検討していて留学に来たということで、英語を学びたいという気持ちを持っていたようですね。
Aさんは就職を控えて、英語を学ぶだけではなく長期で海外生活を送る時間を作ったケースです。
•期間
Hさん 4ヶ月
Aさん 5ヶ月
この2人は半年以下の滞在ですが、現在は1週間から長くて1年ほどの滞在をされる方もいらっしゃるようです。目的や予算、時間などによって様々な留学の形がありそうですね。
さて、留学に来てよかったといえることは何だったのでしょう?
•留学に来てよかったこと
Hさん リゾート地と聞いていたので、日本との生活のギャップに驚いた
Aさん 英語の勉強に集中できたことはもちろん、文化の違いを実感することができたという点でもいい経験だった。
2人とも挙げているのは「異文化体験」という点。ジプニーやバロットなど、日本ではまず体験できない乗り物、食べ物を感じるのは、とても貴重な経験になると思います。
Hさんの回答は観光客の方からもよく聞かれることです。まだまだセブは日本のようには発展していません。マクタン島の抜けるような空とエメラルドグリーンの海だけではなく、セブ島内では様々な生活様式が見受けられます。
また英語の勉強に集中できたというAさんは、留学に来てとても良かったようですね!
では逆に、びっくりしたことや、もう少しこうあればいいな、と感じたことはどの辺だったのでしょうか?
•留学に来て意外だったこと、不満まではいかなくとも、改善したらいいと思うこと
Hさん インフラ整備
Aさん 意外にそれほど治安は悪くなかった。
寮の部屋の振り分け。韓国人日本人が一緒の部屋になるような振り分けだとより一層充実した生活になると思った。
Hさんはインフラと答えてくれました。これは一言ですがとても具体的です。電気、水道、ガスだけでなく、かんがい設備、交通の便など、生活に直結するものがやはり日本よりは発展していないセブですので、ゆっくりと成長していく姿を見守っていきたいものです。
またAさんはとても具体的な感想ですね。語学学校は韓国系、日本系など学校によってそのスタイルが異なるため、学生の国籍も学校によって多種多様です。日本人のすくない環境に身を置きたい方は、事前にその辺りもチェックしておくと良さそうですね!
それでは最後に一言・・・
•最後に一言
Hさん セブで英語の勉強をして良かったです!
Aさん セブでの生活は色んな意味で面白いです!
セブでの中長期滞在では、不便なことや不思議なことも多く感じることになると思いますし、英語だけでなくセブのビサヤ語にも触れることになりますので、語学だけを学ぶのではなく、異文化を感じながら南国の雰囲気を是非楽しんでいただきたいと思います。
セブでの留学を検討されている方は、是非2人のリアルな感想を参考にしてみてくださいね。
Hさん、Aさん、ありがとうございました!!
(タク)