豚の丸焼き、レチョンバボイは言わずと知れたフィリピンの代表料理です。お祭り事やお祝い事には欠かせないレチョンですが、フィリピン料理レストランなどでも食べる事が出来ます。
しかし、よりローカルによりおいしくレチョンを食べられる場所があります。
本日はそんな穴場のレチョンストリートをご紹介します。
セブ市内からタリサイ市に向かう途中のマンバリン市にはレチョンを扱うお店が集まったストリートがあります。レチョンの専門店が6件ほど連なり、豪快な風景を作り出しています。
夕方から夜にかけてが一番盛り上がる時間帯で、お店からは煙が立ち込め、活気に満ちます。
地元の人が言うにはここのストリートのお店がセブで一番おいしいレチョンを食べる事が出来る場所らしいです。たしかにできたてでクリスピーな皮、ジューシーで柔らかいお肉は大変おいしいです。また、お肉のくさみを香草などで消している為、とても食べやすいです。
尚、お店の裏で下ごしらえを行っているので豚の断末魔が響き渡ることが度々あります。
もちろん、豚の丸焼きだけでなく鳥の丸焼き・レチョンマノックや豚の内臓、足、顔も食べる事が出来ます。専門店故に、レチョン以外の料理は用意していないので、レチョンをおかずにひたすらお米を食べるというスタイルです。
フィリピンのしょうゆにお酢を混ぜて、唐辛子を少々加えたたれにつけて食べるのがおすすめです。しょうゆが豚肉の味を引き出し、お酢が豚の脂をさっぱりとさせ、唐辛子がピリッとインパクトを加え、病みつきになります。
お店で食べるのもよし、お持ち帰りで家でゆっくり食べるのもいいでしょう。量り売りのため、ほしい分だけ買うことが出来ます。
ローカルな地域のローカルなお店で豪快な丸焼きを豪快に手で食べてみてはいかがでしょうか?
(ヤス)