ついに明日になりました、シヌログ祭り(Sinulog Festival)で一番盛り上がる最終日のシヌロググランドパレード(Sinulog Grand Parade)がフエンテオスメニアエリアで開催されます!
カラフルな衣装を身にまとい、色んなデザインやギミックのあるフロートがマンゴーアベニューなど大通りを占領してパレードが行われます。エキサイトセブでは昨年も含め色々な記事を紹介してきましたよね。
今回は以前の記事も含め、参加する前に読んでおくと便利な情報を紹介したいと思うので、シヌログ祭りを楽しむ前にチェックしておきましょう!
シヌログ祭りってどんなお祭りなの?
シヌログ祭り(Sinulog Festival)とは幼少イエス・キリストであるサントニーニョ(Santo Nino)を祝うお祭りで、サントニーニョ教会などで9日間お祈りが行われます。
そして最終日である9日目では多くのダンサーがマンゴーアベニュー、フエンテオスメニアを踊るパレードがあり、フィリピン国内のみならず世界各国からの観光客がやってきて一番盛り上がります。
シヌログ祭りの歴史
元々イスラム教が強かったセブ島ですが、1521年にフェルディナンド・マゼランを率いる艦隊がセブ島に上陸しキリスト教を布教、フィリピンで初めて十字架(マゼラン・クロス)が建てられ、カトリックが広がりました。
十字架と一緒に当時、セブを支配していた国王ハラ・アミハン(Hara Amihan)の妻であるフアナ女王(Queen Juana)にサントニーニョ像が送られました。感謝と喜びを祈るためにフアナ女王がサントニーニョ像を持って踊り始め、周りの人達も一緒に踊ったのがルーツだと言われています。
シヌログの歴史は1521年からありますが、今のように本格的なお祭として発展していったのは1980年になってからでした。今はイベントが多くなり年を重ねるごとに変化していきますが、シヌログのダンスは2014年の今になっても変わることはありません。
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シヌログ祭りでは何があるの?
9日間行われるシヌログ祭りですが、グランドパレード前はサントニーニョ教会などでのお祈りを見ることや、サントニーニョを祀る大行進をマクタン大橋やフエンテオスメニアで見ることが出来ます。
その他、ローカルバンドによるコンサートやセブ島で一番大きいミス・コンテストのミスセブ(Miss Cebu)の発表もシヌログ祭りの期間中に行われます。
シヌログ祭りが終わった後でも、フォトコンテストやドキュメンタリー、ショートフィルムのコンテストが開催されてレベルの高い写真や映像作品をSMモールで見ることが出来ます。
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シヌロググランドパレードでは何が出来るの?
シヌログ祭りで一番盛り上がるのがシヌロググランドパレード(Sinulog Grand Parade)です。
早朝からダンスグループがパレードを用意し、パレードは午前9時からスタートします。そのパレードを道で見たり、パレードのゴールであるスポーツ・コンプレックス(アベリアナ)でステージのダンスを鑑賞することが出来ます。
ローカルを楽しむのであれば、若者が集うベースライン(Baseline)へ向かい、レッドホースを飲みながら友人達とストリートパーティーで騒いだり、バーベキューなどのローカルフードを食べる、フェイスペイントやヘナタトゥーを入れてみるというのも良いでしょう。
盛り上がりは夜も続き、SMモールやアヤラモールから花火が上がります。ここ最近だとDJイベントも開催されています。
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シヌログ祭りにはどうやって行けば良いの?
こちらの記事にも書いてあるように、シヌロググランドパレードが行われる日はアンゴーアベニューなどの大通りが閉鎖されるので、パレードで行われるエリアまで行くことが出来ません。
一番簡単な方法はアヤラモールまでタクシーで行くこと。その後はマンゴーアベニューまで徒歩20分程度でいけるので、周りの人達と一緒の方向に行くと良いでしょう。
筆者がオススメするルートはこのような感じです。アヤラモールのガイサノの出口から出発してエリサベスホテル、リッチモンドホテル経由で行く方法です。
パレードが通らない裏の通りから通って、ストリートパーティーになっているベースラインを追加してマンゴーアベニューのジョリビー付近でパレードを見ることが出来ます。
シヌログ祭りに持って行きたい、しておきたい格好
とにかく人が多いので、ショーツ&シャツ、そしてスニーカーの身軽な格好で行く事をオススメします。荷物は必要最低限なもののみ。雨が降る場合もあるので、予備のシャツを持って行くと良いでしょう。
持っておくと便利なもの
- 約2000ペソほどのお金(100ペソx10枚、500ペソx2枚)
- 携帯電話(300ペソのロードが完了)
- 予備のシャツ
- 帽子
- トイレットペーパー(ティッシュ)
- スポーツタオル
- カメラ
- ジップロック(携帯やカメラを雨や水から守るため)
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シヌログ祭りで注意しておきたいこと
シヌログ祭りは楽しいイベントですが、スリなどの犯罪が多く発生し毎年被害が報告されています。
それを防ぐためにはネックレスやブレスレットなどのアクセサリーは付けない、電話などが必要な場合はレストランやコンビニなどで行う、ポーチやバッグなどは必ず南京錠をするなどの対策を行うと良いでしょう。
そして一人で行くよりかは友人と一緒に行き、バディシステムを行うとベストです。ローカルに友人が居る方は一緒に行くとさらに良いですよ!
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筆者がオススメするシヌログ祭りの楽しみ方
9:30am – 友人らと合流
10:00am – アヤラモールへ移動して、朝食
10:30am – 移動中、出店などでマスクを購入したりやフェイスペイント、ヘナタトゥーを行う
11:00am – ベースラインへ行き、昼のパーティーを見てみる
12:00pm – マンゴーアベニュー、フエンテオスメニアへ行きパレードを楽しむ
4:00pm – ロビンソンサイバーゲートにて休憩、早い夕食
6:00pm – ベースラインへ行き、夜のパーティーを見てみる
夜はSMモールなどで花火が上がります。タクシーが拾いにくいので夜の移動は大変になるので注意が必要です。
シヌログ祭りはセブ島に来たら絶対見ておきたいイベントなので、是非明日行われるシヌロググランドパレードをチェックしておくようにしておきましょう!
それでは、Pit Senor!(ピット・セニョール!)
(MIKIO)
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