セブには無数のバイクが走っています。電車がないセブでは、交通手段は基本的に2輪車か四輪車です。主なバイクは日本のものが多く、ホンダ、スズキ、カワサキなどです。そんな中、この土地に「ハーレー・ダビッドソン」をこよなく愛するチームがあるという情報を入手。今回筆者は彼らと一緒にセブの北部まで、片道3時間弱の道のりを取材してきました。
出発したのはSMの近くにあるTotalというガソリンストアから。7時半出発の予定が集まりが悪く、結局9時になってしまったのはセブならではのご愛嬌でしょうか。
今回はセブの北部にある町までたくさんのバイクが向かいました。台風Yolandaの被災者の方々を元気づけるイベントの一つとしてこのハーレー・ダビッドソン軍団が立ち上がったのです。筆者がお手伝いさせていただいてるNGOが同行し、救援物資を配布しました。
かっこいいバイクが大集合で、筆者含めたNGOスタッフも大歓声です!
彼らはセブのお祭りシヌログの前夜祭にも登場する程の有名なチームなだけに、バイクへの愛情も違います。全てのハーレーがピカピカ!セブの真夏の日差しを反射して、輝いていました。
その後、リロアンあたりで小休憩。整然と並んだハーレーが町の人々の目を惹きます。
一口にハーレー・ダビッドソンといってもそのタイプは様々で、なんとこのチームには三輪のものも。日本ではほとんど見かけませんが、安定感がありそうでこちらもかっこいいですね。
三時間程の道のりには4WDの車二台も参加し、道行く人々の歓声を受けながら北へ北へと向かって行きました。
普段セブではこのような大型のバイクはほとんど見かけることはないので、筆者も珍しく、見入ってしまいました。
そして最終的には支援地へ到着し、ドライバーの皆さんは支援物資の荷降ろしや配布に汗を流していました。
彼らの平均年齢は50歳ほどだと思いますが、いきいきとした表情が印象的でした。
いつまでも趣味を持って、更に人のために動こうとする人たちの笑顔はとても素敵ですね!
到着後の支援の様子は、こちらをご覧ください。
(タク)