先日セブを賑わせましたシノログ祭をご存知ですか?セブ市内の中心部を中心に人が集まり、食べて、飲んで、セブのたくさんの行事の中でも一番を競うほど、大きなシノログ祭り。
そんなセブ市内でのシノログ祭は大いに盛り上がり、その一週間後、突然お隣のマクタン島内のとある場所に屋外のクラブが現れました。
普段はこのような何もない所です。
反対の通りもご覧ください。
こんないかにも平和な筆者の家の前に、とある午後、機材が運ばれているなあとは思っていたのですが、その夜には大きなナイトクラブが出来上がっていました。
まさかこんな所にクラブが現れて、夜な夜な盛り上がるなんて思いませんでした。
入場料はわずか30ペソ(約78円)でしたが、人の多さ。集まっているひとが事前に知っていたのか、それとも音楽の音やライトに惹きつけれられて来たのかわかりませんが、音を聞いて楽しんでいるひと、なんだかお祭りごとだからととりあえず走り回っている子どもたち、入場料を払い、中で楽しそうに踊る若者、それを周りから眺めているおばあさんやお父さんたち。
眺める人たち。
遠くから眺める人たち。
踊る人たち。
日本でのナイトクラブの印象は20~30代の若者のみというイメージですが、ここの人は年齢も服装も全く関係なく、人が集まりお酒を飲んだり、話をしていたり、何かを食べていたり、今までのクラブとは一味違った姿がそこにはありました。
ここセブ・マクタンの人は、人が好きでいつも楽しそうにしているなという印象はあります。特にマクタン島内は、日本でいう千葉のようで、都会には近いがまた違った部分があります。それを象徴するような光景を目の当たりにして、またフィリピンというものは分からないなと感じました。
このナイトクラブのゲート内は、年齢でいうと中学生~大学生くらいの人が多く、みんな近所なのかとことこと歩いて来て楽しく踊って、またとことこと帰って行きました。
ではこれが同じ場所なのかと、思われるかもしれませんが、以下に写真を載せている場所は完全に同じ場所であり、特に告知も前触れもなく突然街が変わったのです。
お昼です。
夜です、道は歩行者以外通行止めです。
なぜ?どこから?急すぎやしないだろうか?音大きすぎないかな?今夜何時に音楽は鳴りやむのかな?明日の朝は道はバイクで通れるかな?今夜で終わるのかな?誰がどう伝え聞いてこんなに人は集まっているのかな?等、様々な疑問はありましたが、楽しそうにしているこの光景は見ていておもしろかったです。
予期しない事、想像や常識的に考えてしまっては答えが出なかったり解決しないことも少なくはないですが、こういうこともあるんだなあと受け入れれるように、これからも面白い行事、文化などをご紹介できたらなと思っています。
(issei)