数多くあるショッピングモールの中でマリーナモールという比較的小さいモールをご存知でしょうか。マクタン島にあるセブ国際空港からすぐ近くにあります。約5分程の距離であるため、到着後や帰国前にササッと寄ることもできます。
マリーナモールという名前ではありますが、他のショッピングモールと比べて大きく違う点は、他のショッピングモールのように大きな建物の中にたくさんのお店が入っている形ではなく、いくつもの小さな小物店や飲食店が集まっている、いわば屋外型のモールとなっています。
このマリーナモールには主にスーパーマ-ケットが1つとその脇に、DVDや電化製品、靴や洋服など様々なお店がたくさん集まった通りと、その周りに数多くの飲食店があります。この通りに本当に数多くの物が売っており、掘り出しなども発見できるかもしれません。
スーパーマーケットはセブ島内でも一番有名なスーパーマーケットのひとつであるセーブモアが入っています。店内にはお肉やお菓子、飲み物や野菜などの食品や、ほうきや洗剤、シャンプーなどの日用用品までほとんどの日常生活で使うものは買うことができる大変便利なスーパーです。
コンビニやサリサリストアなどでもこういった日用用品などを購入することはできますが、いっぺんに全てが返るこのスーパーは買い溜めの際などに特にお勧めです。値段もセブンイレブンなどのコンビニエンスストアに比べると、数ペソから数十ペソ安くなっており、週末や平日の夕方などは特にローカルの人を中心に賑わっています。
また、飲食店の中でも目立つものとしては、中華系ファストフードや2つの日本食店が2つ、ピザ、タイ料理、コンビニエンスストア、スターバックスコーヒー、薬局、フィリピンのお土産屋、韓国料理、フィリピン料理などがあります。
スターバックスは冷房も効いており、WIFIもフリーで使えるためか、観光客を中心に多くの人で賑わっています。
フィリピン料理屋のゴールデンカウリーは、フィリピン料理でありながら日本人の口に合うさっぱりとした味付けのメニューが多いです。メニューの種類は豊富で、一般的に有名なフィリピンを代表とする料理から、あまり観光客の人は頼まず地元の人が好むようなマイナーなフィリピン料理まで揃えてありますので若い人から大人な人まで年齢層が幅広く多くの人から人気がる事がわかります。食べてみたいフィリピン料理を見つけてぜひ一度に試してみてください。
中華系ファストフードのチャオキンは、わずか100ペソ(約270円)以下で、シュウマイとチャーハン、ソフトドリンクが付いてくるという安さが売りです。味も濃すぎず、サッパリとしています。ただ、2階席の冷房がとても強く効いており、その体感は涼しいというより、寒いという表現に近い程店内は冷えているので、1階席を見つけるか、もしくは予め羽織れるジャケットのような何か上着を持って行かれることをオススメ致します。
先程のスターバックスコーヒーに関しても店内は涼しいと書きましたが、フィリピンは皆さんご存知の通り、南国の楽園であり、常夏です。年平均気温は30度前後で、基本的にはとっても暖かい国です。そのためか、ショッピングモールなどをはじめとして、飲食店や会社のオフィスなどは、冷房が強く効いているということが多くあります。理由は、暑いからということもありますが、それだけではありません。
暑い国だからこそ、観光客や来客の方へのおもてなしの意味も込めて、タクシーやホテル内や屋内などでは涼しくしていることがおもてなしの意味があります。そういった背景もあるので、セブ島を旅行する場合は念のため、長袖の上着やストールのような羽織れるものがあるととても安心して観光することができます。
さて少し話がそれましたが、日本食屋は2つあり、1つは但馬屋という日本の焼肉屋、もうひとつは呑気という日本の居酒屋です。但馬屋は通常のオーダーで約肉を食べることはもちろんできますが、ここの嬉しいポイントは食べ放題のプランがある事です。一定の金額で火通りのお肉と野菜などが食べ放題ですので、お腹一杯に食べたいという日にはオススメです。もう1つの呑気は日本の居酒屋と遜色ないメニューを取りそろえており、豊富なアルコールのメニューをはじめ、おつまみから鍋物、刺身など日本のメニューを存分に味わうことができます。店内には、掘りごたつの形をしたシートもあり、ほっと一息できる空間があります。
スターバックスコーヒーの隣に位置するISLANDS PASALUBONGではセブの文字やデザインが入ったTシャツをはじめとして、ドライマンゴーやマンゴージュースなどのセブでの有名な食べ物や飲み物、ポーチや小物入れなどの装飾品など、セブ島旅行でのお土産が種類豊富に取り揃えてあります。帰国前にこちらに立ち寄って、お土産を買われるのもいいのではないでしょうか。
CAFE DE FRANCEというカフェは筆者のオススメのひとつですが、フレンチトーストやアメリカンブレックファーストや、パスタやサンドイッチ、スープなど数多くの種類の要職を揃えています。そして店内は非常に綺麗で、料理の味はとても美味しいのにも関わらず、値段設定は1つのオーダーで200~300ペソ(約540~810ペソ)となっており、そのコストパフォーマンスには大満足です。
このように空港から1番マリーナモールは、他のセブ市内にある有名で大きなショッピングモールに比べると小さめではありますが、旅行中に必要な日用品や日本へのお土産、またその際中の休憩のためのスターバックスや数多くの飲食店が立ち並んでいるので、とても充実した時間が過ごせる空間となっております。
小さいながらも必要なお店がまとまった空港からすぐ近くのマリーナモール、セブ市内もしくはマクタン島内にご滞在のどちらからのお客様でもアクセスがし易くなっているので、皆さんも機会があれば訪れてみてください!!
(issei)